酔って友人との口論に発展したあげく、乗車したタクシーの運転手への暴行と脅迫の疑いで警視庁に書類送検された、「三代目 J SOUL BROTHERS」の今市隆二。警視庁に書類送検されたことを受け、所属事務所 LHDが公式サイトで謝罪コメントを発表したのは、7月31日のことだった。
《タクシー乗務員様をはじめ、当日ご迷惑をおかけしたすべての関係者の皆様に、心より深くお詫び申し上げます》と謝罪したうえで、《本件につきましては、4月中に本人よりタクシー会社様へ謝罪と示談の申し入れを行い、現在、当該会社様との間では既に示談が成立しております》とした。
今市が活動自粛を決めたことで、8月3日にグループで出演予定だった『鷹祭 SUMMER BOOST 2025』は、今市を除く6名で出演し、大トリを務めた。
「『鷹祭』はソフトバンク・ホークスの5連勝で終えたこともあり、大変な盛り上がりを見せました。しかし、今市さんは『三代目』でボーカルを務めているわけですから、大きな影響が出ているといっていいでしょう」(芸能記者)
今市の活動自粛で影響が出ているのはアイドル業だけではない。自らプロデュースするアパレルブランド「RILY(リリー)」にも影響が出そうだ。
カットソー、パーカーといった定番のアイテムに加え、ピアスからバックまで小物も充実している同ブランド。6月28〜30日には原宿でヴィンテージデニムアドバイザーの藤原裕氏とコラボし、オリジナルのデニムを発売していた。
「藤原さんといえばヴィンテージデニムの第一人者で、芸能界のみならず著名人の顧客が大勢いる人物です。そんな有名人と今市さんがコラボしたことで、多くのファッション誌にも取り上げられました。商品はオリジナルデニムが9万円程度となかなか高額にもかかわらず、大好評でしたからね。今回の事件がマイナスにならなければいいのですが……」(同)
今市は、ほかにも川崎市の洗足学園音楽大学の客員教授を務めている。教育者にあるまじき脅迫の疑いについて、同大学は日刊スポーツの取材に対して「現在確認中の段階としかお伝えできない」とコメントしている。
「三代目JSBにとって、2025年は、デビュー15周年と節目の年。10月には、初の単独スタジアムライブが開催されることになっています。現時点で今市さんは参加予定のようですが……実は、今市さん側は『示談成立』としていますが、被害者側は『示談はまだ』だと主張していて、食い違いを見せているんです。
騒動が長引けば長引くほど、15周年ライブへの参加は厳しくなるでしょう。今市さんにとっても、グループにとっても、正念場が続くかたちです」(同)
はたして騒動は着地するのかーー。
Comments