コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、せぶこ向坂さんが描く『退職代行代行退職』をピックアップ。
せぶこ向坂さんが7月13日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、8,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、せぶこ向坂さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■退職代行サービスを利用したのは…
ある日、退職代行の会社にサービスの利用を希望し、電話する女性がいた。対応した担当の男性社員は「どのようなお仕事で?」と質問。するとその女性は「退職代行業」だと言う。
直接言いにくいのも理解できるが…と電話を切る男性。なんと電話をかけてきた女性は隣の席に座る同僚だった…。
作品を読んだ読者からは、「退職代行に勤めてる人は一度は考えたことはありそう」「やっぱ社員割とかあるのかな」「使えるものは自社でも使うw」など、反響の声が多く寄せられている。
■作者・せぶこ向坂さん「緩やか〜に楽しんでいただけたら…」
――『退職代行代行退職』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。
当時も退職代行が話題になっていて、ひねくれた利用者もいるだろうなと考えた結果ああなりました。
投稿後に実際あったらしいとのリプが来て、世界は広いなと嬉しくなりました。
――漫画作品を描くうえで、特に心がけているところ、大切にしていることなどをお教えください。
自分が面白いと思うオチのもうひとつ先はないかなと頭をひねらせています。思いつきをそのまま形にするとよく滑ります。
もちろん他人からの評価に一喜一憂しますが、さしてウケなくても自分がその作品を好きならそれでいいなと思います。いや嘘です、なんでこの面白さがわからねえんだよボ◯ども!と日々憤慨しています。
――X(旧Twitter)の投稿には多くの“いいね”やコメントが寄せられていました。今回の反響をどのように感じていますか?。
社会問題的な内容を扱うと真剣論客みたいな面倒くさいリプがついたりしますがそういった反応はあまり無く、面白がっている方が多かったのでみんな疲れてるんだろうなあと思いました。
――せぶこ向坂さんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。
趣味が人生になったらいいなと思ってます。
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
いつも拙い漫画を読んでいただきありがとうございます。思いついたとき描きたいときにしか描かないので、緩やか〜に楽しんでいただけたら幸いです。
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