懐かない愛猫が朝は必ず主の元へ…元保護猫の独特な癖を描いた漫画に「愛しすぎる」の声【漫画】

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『筆坊日記』が話題
『筆坊日記』が話題 / (C)夏宇/KADOKAWA

コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、夏宇さんが描く『ヒト科を大量摂取するネコ』をピックアップ。こちらは2025年8月に『筆坊日記』(KADOKAWA)として書籍化が予定されている。

夏宇さんが6月14日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、4,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、夏宇さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

■黒猫・筆坊の朝の習慣

『筆坊日記』(1/25)
『筆坊日記』(1/25) / (C)夏宇/KADOKAWA

黒猫・筆坊との日常を描いている本作。今回は、筆坊の可愛い癖についてのエピソードがまとめられている。

元保護猫の筆坊は作者の夏宇さんに懐かない。撫でることも、添い寝することもさせてくれないが、寝起きだけは筆坊の秩序がおかしくなり、夏宇さんの首を白目で吸い続ける。もはや夏宇さんのことを“母乳サーバー”のように扱っている筆坊。

ある時は2時間吸われ続け、ある時は吸い終わりに撫でるとさらに1時間追加で吸われた。また、筆坊に吸われている時の姿勢や方法も試行錯誤する夏宇さん。

愛猫・筆坊の独特な癖を、愛ある目線で描かれている本作を読んだ読者からは、「主さんと筆坊のほっこり日記大好き」「一連の動作がうちの子すぎる……!」など、反響の声が多く寄せられている。

■作者・夏宇さん「人生、後悔しないように生きようと立ち返るきっかけを与えてくれます」

『筆坊日記』(4/25)
『筆坊日記』(4/25) / (C)夏宇/KADOKAWA

――『筆坊日記』は、黒猫・筆坊との日常を描いたコミックエッセイですが、作品を描く上で特に心がけているところや大切にしていることなどをお教えください。

「心通わないけど、なんかかわいい」というチグハグな雰囲気を描くことです。

本当は心通うほうがいいんですけど、現状こうなので、実際の通りを大切に描いていければと思います。

――『ヒト科を大量摂取するネコ』として投稿された作品には、筆坊の独特な癖が描かれていますが、他にも筆坊の可愛い癖があれば教えていただえますか?

運んできたおもちゃを律儀になんらかの容器に入れるところでしょうか。

筆坊 は、カゴやダンボール、引き出し、袋などを見ると、ゴールポストのようにおもちゃを投入してます。

外出先でバッグからりんごのおもちゃが出てきたときは、目の覚めるような赤色なのでうわッとなりました。

――夏宇さんが考える“愛猫との生活”の魅力をお教えください。

「わが道を行く」でいいんだよ、と気づかせてくれるところだと思います。

猫とまったく同じにはできないけれど、人生、後悔しないように生きようと立ち返るきっかけを与えてくれます。

――『筆坊日記』が2025年8月に発売予定とのことですが、コミックスの見どころを教えていただけますか?

筆坊の幼猫期を描いたエピソードです。

小さくてふわふわで、でも非常に高圧的でした。

――夏宇さんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。

いかんせん描くのが遅く、筆坊の狼藉エピソードがどんどん溜まってしまっています。

更新頻度をあげられるよう頑張ります。

――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

読んでくださりありがとうございます。

漫画を通して、猫との時間を愛おしく感じたり、忙しい日々にホッと一息ついていただけたら嬉しいです。

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