中居正広の「性暴力」騒動も、ついに終結か。8月5日、『文春オンライン』が公開したのは、彼に宛てて送られたという “通知書” とされる文書の存在だ。そこには事件当日、フジテレビ元女性アナウンサーX子さんが受けた被害の全貌が克明に記されているという。
スポーツ紙記者はこう語る。
「この通知書はX子さんの代理人弁護士が作成し、中居氏本人に送られたという正式な文書。『文春』の取材班は、X子さんへの誹謗中傷がエスカレートする現状を受け、法律家の意見や本人の意向を踏まえたうえで、公開に踏み切ったといいます」
中居とフジテレビとの闘いは、今年3月にさかのぼる。第三者委員会が、中居の行為を「業務の延長線上における性暴力」と認定。これに対して、当初、沈黙を貫いていた中居だが、5月になって代理人弁護士を通じて反論を開始。
「一般的に想起される暴力的、または強制的な性的行為は確認されなかった」とし、調査結果に異議を唱えていた。
「この主張に対し、第三者委員会は『事実認定は適切』と反論。ところが、それ以降、中居氏側は性暴力そのものの否定から、委員会側の情報漏洩の可能性など、不手際を指摘する方向へとシフトしました。その結果、もはや何が争点なのかがわからない泥沼状態に陥っていたのです。
中居氏にとって、とにかく “あらがうこと” が名誉回復の手段だったのかもしれませんが……」（前出・スポーツ紙記者）
そんななかで明らかになった「通知書」の存在。これまで中居サイドが否定してきた “核心部分” がさらされる形となったことに、Xでも、
《噂レベだった内容が、具体的に公表されるとするなら、中居氏は絶対絶命のピンチとなりますね》
《どのみち 中居氏は二度と表舞台に帰ってこれないけど これが決定打かな》
などと衝撃を受けているようだ。中居を取り巻く状況を、芸能プロ関係者も厳しく指摘する。
「中居さんの代理人は、文春の取材に対して、『通知書の出所が不明で、守秘義務違反の可能性もあるため回答できない』といった内容のコメントをしていますが、もし “あの日” に何が起きたのかが白日のもとにさらされたら、これで一連の騒動も終わりとなりそうです。
そもそも今年1月に芸能界を引退した中居さんは、正式な会見も謝罪もないまま、弁護士に任せて声明を出すだけでしたから、世間の評価を覆すのは至難でしょう」
8月18日に53歳の誕生日を迎える中居。この日をもって有料ファンクラブページも完全閉鎖される予定だ。長年支えてきたファン “中居ヅラ” にとって、今年の誕生日は複雑な思いで迎えることになりそうだ。
Comments