松たか子が語る“しあわせな家族” 母の金言を胸に「子供の前では笑顔で…」「明るい気持ちは伝染する」

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 【インタビュー】女優の松たか子(48)がテレビ朝日系木曜ドラマ「しあわせな結婚」(木曜後9・00)で存在感を放っている。阿部サダヲ演じる主人公の妻・原田(鈴木)ネルラ役。かわいらしさの中にミステリアスさを漂わせる奇妙な女性を好演し、作品の魅力を一段と押し上げている。そんな松が思い描く“しあわせな家族”とは一体どんなものなのだろうか。松はスポニチのインタビューに応じ、「子供の前では笑顔でいられるように心がけてはいますが…」と語った。その理由とは。(望月 清香)

 

 ドラマは昨年のNHK大河ドラマ「光る君へ」を手がけた脚本家の大石静氏のオリジナル作。敏腕弁護士の主人公は運命的な出会いを機にネルラと電撃結婚するも、ネルラは大きな秘密を抱えていた。秘密が暴かれていく中で夫婦の愛を問うマリッジ・サスペンスだ。松と阿部は2015年の映画「ジヌよさらば〜かむろば村へ〜」以来、約10年ぶりの夫婦役となる。

 松はプライベートでは2007年にミュージシャンの佐橋佳幸と結婚。15年に長女を出産している。ドラマのタイトルにちなんで幸せな家族のかたちについて聞くと、「難しいですね…」と一呼吸置いた。その後に「そのご夫婦にしか分からない幸せの感覚や幸せの定義があると思う。“こうだと幸せ!”と全員に共有できるものではない。いろいろな感覚をご夫婦やご家族それぞれで持っているんじゃないかと思います」とそれぞれの家族のかたちに理解を示した。

 自身は歌舞伎界の名家の生まれ。歌舞伎役者の松本白鴎を父に持つ。梨園の妻として家族を支える母からは「母はニコニコしていればいい」とアドバイスされているという。「意識してもなかなかできないんですけどね」と素直に明かした上で、「明るい気持ちは周りの人に伝染すると思っているので、心掛けています。無理して笑ってるとそれはそれで子供は見抜くと思うので、自分が良い状態でいる努力をしたいなと思います」と笑顔を浮かべた。

 丁寧に言葉を選びながらも真っすぐに思いを伝える松の姿から、自身の幸せのかたちをつかもうとするしなやかな強さを感じた。

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