「お客さまから『すごい水着姿だね』と言われて…」“タクシー界の天使”と話題のグラドル兼タクシードライバー・中島由依子(38)が語る、知られざる仕事の苦労

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〈 酔った男性客から「このまま飲みに行こうよ」とナンパされ…グラビアアイドルで現役タクシードライバーの中島由依子(38)が明かす、女性運転手のリアル 〉から続く

 グラビアアイドルとして活動しながら、タクシードライバーとしてハンドルを握っている、中島由依子(38)。SNSなどで「タクシー界の天使」「美しすぎる」と話題になっている。

 そんな彼女に、タクシー業界の謎ルール、タクシードライバーとの両立で得られたメリット、印象深い乗客などについて、話を聞いた。(全3回の3回目/ 1回目から読む )


グラビアアイドルで現役タクシードライバーの中島由依子さん ©石川啓次/文藝春秋

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いちばん遠くまで乗せた乗客は?「『青森まで』とかはなくて…」

――いちばん遠くまで乗せたお客さんだと、どのあたりまで行ったことがありますか?

中島由依子(以下、中島) さすがに「青森まで」とかはなくて、銀座から成田がいちばん遠かったと思います。新宿から海老名を超えたあたりも、かなり遠かったですけど。どちらも新人のころですね。

 銀座から成田は、70キロいったかいかないか。金額でいうと3万弱ぐらいですかね。いまはもう新人じゃなくなったので、もっと遠くに行って稼ぎたいんですけどね(笑)。

――どのへんを流しているのですか。

中島 あんまり流さなくなりました。アプリで呼ばれて、お客さまを乗せて、降ろしてから「じゃあ、あのあたりに行こうかな」って、ひとまず目的地を決めて走らせている間に、また新たにアプリが鳴ったりするので。

 目的地をむりやり作ったらアプリが鳴るという、ジンクスみたいなものがあるんですよ。目的地を作らないでタラタラ走ってたら鳴らなくて。だから、どっかの駅を目的地に設定して向かうようにしてます。

午前中は池袋付近を回って、昼を過ぎたらだんだん都心へ

――どこの駅を目的地に。

中島 池袋東口と恵比寿西口です。会社のある練馬からスタートして、午前中は練馬や板橋、池袋を回って、昼を過ぎたら、だんだん都心に行くんですよね。

 やっぱり都心のほうが、ぜんぜん需要があるので。夜は恵比寿とか三軒茶屋とかのほうにいます。

――恵比寿、三軒茶屋は、酔って絡むような客は目立ちますか。

中島 お客さまの雰囲気が違うんですよね。恵比寿、三軒茶屋は、ちょっと大人なお客さまが多いので行くようにしています。

 酔って絡むお客さまよりも、怖い同業者のおじさんや一般車のドライバーと遭遇する確率のほうが高いです。狭いところですれ違うときとか、「タクシーのくせに、なんでこんなとこ入ってくるんだよ」とか言ってくる一般ドライバーの方がいて。対向になったときは、もうこっちが下がんないといけないムードですね。安全第一なので、しかたないですけど。

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