SP首位の中田璃士 新パフォーマンスは「どすこい」 サマーカップ

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SPで演技する中田璃士選手=大津市の木下カンセーアイスアリーナで2025年8月10日午後6時41分、玉井滉大撮影
SPで演技する中田璃士選手=大津市の木下カンセーアイスアリーナで2025年8月10日午後6時41分、玉井滉大撮影

 フィギュアスケートのサマーカップは10日、大津市の木下カンセーアイスアリーナでジュニア男子のショートプログラム(SP)があり、昨季の世界ジュニア選手権を制した中田璃士選手(TOKIOインカラミ)は81・74点で首位発進した。フリーは12日に行われる。

 中田選手は演技冒頭、高さのあるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を降りると、その後も3回転ループ、フリップ―トーループの連続3回転ジャンプをきれいに着氷。複雑な振り付けやステップも難なくこなし、演技を終えるとガッツポーズが飛び出した。

 加えて、ファンであるプロ野球・ソフトバンクの山川穂高選手が本塁打を打った際のパフォーマンス「どすこい」も披露し、会場を大いに沸かせた。中田選手の主な談話は次の通り。【玉井滉大】

フリーは4回転4本構成?

 <SPを振り返って>

 いきなり「フリップ―トー(ループの連続ジャンプ)」をやったので。そこは決められて、ノーミスの演技をして。最後は山川選手がホームランを打ったときの「どすこい」ができたので、うれしかったです。

 <満足のいく演技だった>

 ジャンプは結構良くて。でも、スピンがちょっと止まっていたので。そこ以外は良かったです。

 <6分間練習では、トリプルアクセルが高く跳びすぎていたように見えました。本番までにどう修正しましたか>

 最初はぶっ飛んでいたので。そこからちょっとずつ力を抜いて。少し、カーブがいつもと違ったので、そこを修正しました。

 <演技後、コーチと話していましたが>

 (ジャンプが当初予定していた)トー―トー(3回転―3回転の連続トーループ)だったら、80点行ってないよって言われました。

 <SPは昨年と同じプログラムだと思いますが、思い入れは>

 自分でもすごく滑りやすいプログラムなので。昨季よりもレベルアップしていますし、しっかりと滑り込んでいるので、滑りやすいです。

 <声援は聞こえましたか>

 めっちゃ聞こえました。

 <盛り上げてやるぞっていう気迫が伝わってきました>

 ホテルでも、割とノーミスの演技がイメージできていたので。その後のどすこいまで、今回は全部、完璧に行ったので良かったです。

 <どすこいは>

 もう、ここに来る前からやるって決めていました。(同じMFアカデミーの森)遼人には…

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