「当てるぞ」 レジェンドカメラマンが受けた釜本邦茂さんのいたずら

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「ペレ・サヨナラゲームインジャパン」最終戦のコスモス対日本代表戦で、試合終了後互いにユニホームを交換してたたえ合うペレさん(左)と釜本邦茂さん=国立競技場で1977年9月14日
「ペレ・サヨナラゲームインジャパン」最終戦のコスモス対日本代表戦で、試合終了後互いにユニホームを交換してたたえ合うペレさん(左)と釜本邦茂さん=国立競技場で1977年9月14日

 日本のサッカーカメラマンの草分け的存在である今井恭司さん(79)は、10日に死去した元日本代表の釜本邦茂さんと深い縁がある。長年のキャリアでたった2度しかない、カメラへの「被害」を食らった相手が釜本さんだった。

 「ずっと釜本さんの後を追いかけて撮影してきた。胸に穴が開いたような気持ち。必ず点を取ってくれる、頼りになるストライカーだった」

 釜本さんの訃報を受けた気持ちを率直に語った。

 今井さんは1972年から日本代表戦を取材する。既に68年メキシコ・オリンピックで得点王という実績のあった釜本さんを「オーラがあり、声をかけるのも最初は怖かった」と振り返る。

 当時のサッカーは国内ではマイナースポーツで、日本代表とはいえ取材者が自分一人だけという現場も多かった。互いに打ち解け合うと、釜本さんのちゃめっ気にあふれた素顔が見えてきた。

 試合前、度々こんな「ゴール予告」をすることもあった。

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