森山氏が辞任示唆でも4時間半紛糾 退陣要求続出の自民両院議員懇

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自民党の両院議員懇談会で、参院選の結果について陳謝する石破茂首相(中央)。左は森山裕幹事長、右は菅義偉副総裁=同党本部で2025年7月28日午後3時33分、平田明浩撮影
自民党の両院議員懇談会で、参院選の結果について陳謝する石破茂首相(中央)。左は森山裕幹事長、右は菅義偉副総裁=同党本部で2025年7月28日午後3時33分、平田明浩撮影

 自民党本部で28日に開催された両院議員懇談会は、石破茂首相(党総裁)に早期退陣を求める意見が噴出し、紛糾した。森山裕幹事長は大敗した参院選の総括をまとめ次第、辞任する可能性を示唆した。執行部として8月中に「けじめ」をつける姿勢を示し、早期退陣を求める議員に理解を求めて沈静化を図った格好だ。だが党内の反発は収まらず、「石破おろし」の声はさらに激しさを増しそうだ。

 「政権交代の意味合いを帯びた参院選での大敗の責任として、総裁はじめ執行部にけじめをつけていただきたい」

 鈴木貴子元副外相は会合後、記者団に首相の早期退陣を要求したことを明らかにした。

 両院議員懇談会は、ひな壇に並んだ首相ら党執行部に対し、発言を求めて挙手をする議員が続出。午後3時半に始まったが、予定した2時間を大幅に超えて約4時間半続いた。首相は最後まで出席し、厳しい意見に耳を傾けた。

 一部には続投を求める意見もあったが、「7割ぐらいが続投に反対する意見」(星野剛士衆院議員)で、辞任を求める意見に拍手が起こる場面もあったという。…

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