公開10週目を迎えた『国宝』は5位
全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)が12日に発表され、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(東宝/アニプレックス)が週末3日間で動員130万9500人、興行収入19億1900万円をあげ、4週連続で1位を獲得した。8月11日までの累計成績は動員1569万人、興収220億円を突破し、歴代興収ランキングで『君の名は。』に続く6位となったという。
2位には、ギャレス・エドワーズ監督、スカーレット・ヨハンソン主演の『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(東宝東和)が初登場。初日からの3日間で動員71万5000人、興収11億3300万円をあげた。『ジュラシック』シリーズの新章として、前作『〜新たなる支配者』から5年後の世界を舞台に、人類を救う新薬開発のため、陸・海・空3大恐竜のDNA採取に挑むチームの活躍を描く。共演はマハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリー、ルパート・フレンドらで、祝日を含む公開4日間の成績は動員98万人、興収15億3700万円となった。
3位は、前週2位で初登場した『劇場版 TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』(東宝)がランクイン。週末3日間で動員39万7000人、興収5億5600万円を記録し、累計成績は動員170万人、興収22億円を超えている。
4位には、『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』(東宝)が登場。インドを舞台にカスカベ防衛隊の活躍を描き、週末3日間で動員36万3000人、興収4億5000万円をあげた。公開4日間の成績は動員51万6000人、興収6億3300万円。監督は『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』などを手掛けた橋本昌和で、声の出演は小林由美子、ならはしみき、森川智之らが務めた。
既存作品では、公開10週目を迎えた『国宝』(東宝)が5位に入り、累計成績は動員677万人、興収95億円を突破した。
また、6位には背筋による同名ホラー小説を菅野美穂と赤楚衛二のダブル主演で映画化した『近畿地方のある場所について』(ワーナー)が初登場。白石晃士監督がメガホンを取り、行方不明となったオカルト雑誌編集者が調べていた未解決事件と怪現象を巡る恐怖の真相が描かれるという。ENCOUNT編集部
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