歌手和田アキ子(75)が12日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月〜金曜午後5時)にゲスト生出演。自身にまつわる伝説「泥棒をボコボコにしたことある」は「真実」だと明かした。
「ホント」のパネルを掲げた和田は「でもボコボコではないんですよ。ちょっと蹴ったりしただけで」と切り出した。場所は「古い時の中野サンプラザ」と明かし「テレビ番組の収録だったんですよ。2階が楽屋だったんですね。当時は個室じゃなくて、男性は男性控室、女性は女性であって。2階の奥から2つめが男性楽屋で、一番奥が女性楽屋で」と状況を説明した。
「私、当時タバコ吸ってたんで、ステージは男性が上手、女性は下手と決まっていて。エッセンス・オブ・カプリコーンっていうコーラスグループがいたりして。彼女たちの世話もしないといけないから。タバコを吸いたくてしょうがなかった」と当時を回想。
続けて「どう考えても時間あるなと思って、2階にタバコ取りに行ったんですよ。男性楽屋のドアが開いてますから。開いてて荷物バーッとやってて。1人いるから。おかしいなと。自分の楽屋行こうと思ったら、アレ!? 黒いの着てたなと思って。『おたく、何してるんですか?』と。かばんを触っててパッと手を離して『西城秀樹の親戚です』と。『秀樹は下におりますよ』って言って『下行きます』って言うから」と一気に語った。
そして「一瞬変やなと思うのと、なんで黒い手袋してるの?と。『コラァー!』って始まって。それで逃げようとしたから首つかんで。『お前コラァ、泥棒やろ!』って言うと『違います違います、勘弁してください』と。逃げようとしたからまず蹴りを入れて。ほんで『下行こう』って言ったら逃げようとしてもがくから、首をちょっと…」とパンチを繰り出すそぶりを見せた。
番組では事件翌日に新聞に掲載されたと伝えられた。和田も「警視総監賞もらったんですよ。いただいたのは中野の署長さんからいただいたんですけど」と明かした。番組では1975年3月27日付の一般紙が公開された。そして「ケンカって先手打たなきゃダメ」と必勝法を明かした。
火曜コメンテーターは作家岩下尚史氏、元プロレスラー北斗晶。火曜MCは元ニッポン放送アナウンサーの垣花正、元フジテレビアナウンサーの大島由香里。
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