「RED/レッド」シリーズのマーヴィン・ボッグス、「マルコヴィッチの穴」(2000年)では自身の役も演じた性格俳優のジョン・マルコヴィッチ(71)が、25日から公開となる「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」からカットされたことが分かった。マルコヴィッチはこのマーベル最新作でイワン・クラゴフ/レッドゴースト役を演じていたが、ストーリーにそぐわなかったことから、完成版には出演シーンが含まれていないことをマット・シャックマン監督が明かした。
「バラエティ」のインタビューでシャックマン監督は「結局カットされることになった部分はたくさんある」とコメント。「60年代のレトロな未来の世界を構築し、ああいった悪役や、4人のメインキャラクターをグループとしてだけでなくそれぞれとしても描き、さらに子供というアイデアを取り入れるとなると、この映画にはバランスを必要とすることがたくさんある。この映画を形作るうえで、最終版から取り除かなければなくなることも出てくるんだ」と説明した。
しかし、2014年の監督デビュー作「カットバンク」でも仕事を共にしたマルコヴィッチをカットすることはさすがに苦渋の決断だった。「彼を完成版に含まないのはすごく辛かった。彼は僕の大好きな人の1人だし、最大のインスピレーションの1人でもあるからね」と“未練”も口にしていた。
(BANG Media International/よろず〜ニュース)
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