1985年の日航ジャンボ機墜落事故で犠牲となった坂本九さん(享年43)の妻で女優の柏木由紀子(77)が12日放送のテレビ朝日「プラチナファミリー」(火曜後7・00)にVTR出演。坂本さんが亡くなった後、40年間支えてくれた芸能界の大物の存在を明かした。
数々のヒット曲を残し43歳の若さでこの世を去った坂本さんは、女優・黒柳徹子と草創期からともにテレビの世界で活躍。1960年代にNHKで放送されたバラエティー番組「夢であいましょう」でも共演した。
坂本さんが40年前に亡くなった後も黒柳は柏木と2人の娘たちの心の支えになってくれたという。「主人が亡くなった後、ホントにもう…私だけでなく子供たちにも優しくしてくださって。“いつでもいいから夜中でもいいから悲しい時は電話してきて”っておっしゃってくださって。実際に夜中にお電話をしてしまったりして、何度もお電話をして話を聞いてもらったりして、凄く支えてもらっています」と明かす。
黒柳からは「大丈夫よ。明日のクイズ番組の勉強してたの。だから大丈夫」という言葉が返ってきたそうで、柏木は「そんな時でもお話を聞いてくれて。申し訳ないって思いながらもついつい甘えてしまいました」と振り返った。
黒柳は「随分悲しかったと思うけど、よく2人で話した。九ちゃんのお墓にもよくお参りに行った。乗り越えてくださって子供たちも大きく育ってよかった」と言い、柏木を慰めるために多くの手紙を送ったことを告白。「どうやったら慰められるかと思って、それでいっぱいお手紙書いたんだと思います」と話していた。
柏木由紀子 夫・坂本九さん死去から40年、支え続けてくれた芸能界の大物明かす「夜中でも電話してって」
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