漫画家・倉田真由美さん(54)が12日、自身のX(旧ツイッター)を更新。10日に、第107回全国高校野球選手権(甲子園)を大会途中で出場辞退した広陵(広島)についてと思われる投稿をし、反響を呼んでいる。
倉田さんは「『SNSのせいで甲子園辞退させられた』ではなく、『SNSのおかげでいじめが闇に葬られなくてすんだ』でしょ」と投稿。さらに続く投稿で「SNS規制の危険性は、今回ようないじめを告発するケースなども握りつぶされてしまう可能性を孕むことだ。権力者の親族がいじめに加担していたとしたら、権力者が『デマである。規制の対象にする』と決めたら?SNS以前、権力者が小さな声を握りつぶすことは今より遥かに簡単だった」と記した。
「いじめに甘い社会など碌なものじゃない。いじめを許さない、これは国民の共通認識でいい。いじめ加害者や関係者の大人たちに対するネットでの私刑もいじめという声もあるが、酷いものに関しては個別対応していくしかない話で、そもそも彼らが加害者である以上、本来の被害者へのいじめと同列に語るものではない。
この投稿に、ファンからは「ほんとそうですね…」「その通りですね」「...同感」「問題のすり替えです」「SNSは本当に難しい」「それが良かったとも思えないけど」などのコメントが集まっている。
広陵は今年1月の部内暴力に端を発したSNSの情報拡散、生徒らへの中傷などの激化を踏まえ、10日に大会本部に出場辞退を申し入れ、了承された。
倉田真由美さん「『SNSのせい』ではなく『SNSのおかげ』でしょ」 広陵出場辞退への言及か
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