橋下徹氏は私見「SNSだけで辞退しようというのは違う」
歌手の新浜レオンが13日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月〜金曜午後1時50分)に出演。番組では、夏の全国高校野球で、初戦に勝利したものの、野球部員の暴力問題などを理由に2回戦の出場辞退を発表した広陵高校について取り上げた。
昨年大みそかのNHK紅白歌合戦に出場した新浜は元球児で、高校時代は主将で捕手を務め、最高で千葉県ベスト4まで進出した。MCの青木源太アナウンサーから見解を聞かれると「僕にとって、球児にとって、甲子園っていうのは夢なんですよ。僕自身、出られなかったんですけど」と話した後、「広陵の試合を1回戦(7日、対旭川志峯)見ていて、その夢の舞台が、やっぱり夢の空気感じゃなかったんですよね。その問題を受けて」と印象を明かした。「そのときに、そこで頑張る球児たちっていう気持ちが……。だから、辞退して正解だったのかなとか、そんな気持ちにはなりましたね。夢じゃない空気感がつらかったです」と言葉を選びながら話した。
橋下徹氏は今年4月から施行された日本学生野球協会の規則について、連帯責任から個人のペナルティーへ変化していると称賛した上で「素晴らしいルールを通すべきだった」とした。誹謗中傷や爆破予告から生徒の安全を守るとした広陵高の辞退理由については理解を示しつつ、今後へ向け「SNSだけで辞退しようっていうのは違う。負けちゃいけないと思う」と発言。また、「『疑いのあるまんまでやることがどうなのか』って議論あるけど、世の中みんなそうです。裁判が確定、処分が確定するまでは本人の権利が認められて、そのまま継続することが大原則」と話した。
東野幸治が「今回は辞退しましたけど。仮に(広陵が)勝ち続けて行くことによって、どんどんこの問題が大きくなって、野球する厳しさ、つらさが余計プレッシャーにもなったりとかする場合もあるじゃないですか」と言うと、新浜は「その通りだと思います」と共感。東野は「広陵高校がもう少し(騒動を)調べておいたらこんなことにならなかったのかな」と持論を示した。ENCOUNT編集部
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