窪塚洋介と松田龍平がW主演を務める映画「次元を超える」が、10月17日(金)より全国で順次公開される。この度、本作の場面写真とキャラクター動画が公開された。
■5年ぶりの共演、窪塚洋介&松田龍平がW主演
本作は、映画監督・豊田利晃氏の「泣き虫しょったんの奇跡」以来7年ぶりとなる長編フィクション作品。W主演を務める窪塚と松田は「破壊の日」以来、5年ぶりの共演となる。
孤高の修行者・山中狼介(窪塚)は、危険な宗教家・阿闍梨(千原ジュニア)の家で行方不明になる。一方、謎の暗殺者・新野風(松田)は、狼介の彼女・野々花(芋生悠)から捜索を依頼される。
やがて、狼介と新野は狼蘇山で対面し、次元を超えて鏡の洞窟で対峙する。
過去から現在、そして未来を駆け巡り、日本から地球、さらに宇宙に辿り着いた彼らが見たものとは…という、時間も空間も超越した壮大な人間の物語が描かれる作品となっている。
また、「I'MFLASH!」以来、13年ぶりのコラボレーションとなるチバユウスケ率いるTheBirthdayがエンディングテーマを手掛ける。
■次元を超えた世界を感じさせる場面写真を一挙公開
そしてこの度、強烈な個性を放つ登場人物たちを捉えた場面写真が公開された。
“次元を超えた”場面写真9点は、行方不明になった孤高の修行者・狼介と捜索する謎の暗殺者・新野が鏡の洞窟で対峙する場面を始め、宇宙服を着た狼介、目を覚ます新野の姿など、次元を超えた二人の姿が収められている。
また、危険な宗教家・阿闍梨(千原ジュニア)が赤い袈裟を着て数十人の信者を前に狼の印を結ぶ姿は、カリスマ性溢れるオーラと圧倒的な存在感を放ち、狼介の彼女・野々花(芋生悠)が駅のホームで物憂げに遠くを見つめるカットは、行方不明の彼氏を案じるドラマを感じさせる。
さらに、田舎の不良・鉄平(渋川清彦)と団吉(飯田団紅)、阿闍梨の信者・ヤス(東出昌大)、狼介の人体実験を行なう高嶋博士(板尾創路)と渡邊助手(祷キララ)、鏡の洞窟に現われるミスター・ケルマン(マメ山田)など、一癖も二癖もある登場人物たちがスピリチュアルとカオスが交錯する物語世界に奥行きを与えている。
■強烈な個性を放つキャラクター紹介動画公開
また、主要キャラクターの紹介動画も合わせて公開。
法螺貝の音に導かれて狼蘇山を上がっていく狼介や、駅のホームで血まみれになり茫然とした表情の新野、「オン・オオカミ・ソワカ」と燃え上がる炎の前で祈祷する阿闍梨、「狼介を連れ戻して」と新野に依頼する野々花、「俺に呪術をかけたな」と阿闍梨に弾指する鉄平、「もう死んで詫びるしかない」と阿闍梨に相談するヤスなど、強烈な個性を放つキャラクターたちがそれぞれの信念と葛藤を抱えながら、壮大な物語へと巻き込まれていく。
■豊田利晃監督(監督・脚本・エグゼクティブプロデューサー)コメント
人はどこから来て、どこへ行くのか。それは、永遠に解けない謎である。
だから人は悩む。答えはきっと心の中にあるだろう。心の中とはどこにあるのだろう。
時空を超えた物語の中で、次元を超えた視点に辿り着くために、この映画を作らねばならぬと思った。
最後の映画になる気がしている。映画に救われた者だけが、映画を救うと信じている。
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