嵐の松本潤(41)が主演するTBS系日曜劇場「19番目のカルテ」(午後9時)の第2話(27日放送)の視聴率が世帯11・6%、個人7・1%だったことが28日、発表された。第2話は参院選特番のため休止を挟んだが、第1話(13日放送)の世帯、個人からともにアップ。TBS局内では〝奇跡の微増〟と称され、驚きをもって受け止められている。
芸歴約30年の松本は同作で初の医師役に挑戦している。総合病院に新設された総合診療科に勤務する総合診療医役だ。
第2話の数字は第1話の世帯11・4%から0・2ポイント、個人7・0%から0・1ポイント、それぞれ微増した。パッと見れば大したことのないアップに映るが、TBS局内は騒然。第2話は通常であれば20日放送だったが、同日が参院選特番のため休止され、27日放送に先送りされたからだ。
TBS局員の話。
「連続ドラマは第1話は比較的注目度が高いため視聴率は高めに出る傾向があり、第2話以降は回を追うごとに下落基調をたどります。『19番目――』の第2話は参院選特番があって先送りされたのに微増して、『奇跡的』と社内がザワついています。微増の要因はよく分からないのが正直なところです」
松本を巡っては同局系「情報7daysニュースキャスター」の公式Xが23日、同番組の26日放送に「緊急生出演」と告知してネットユーザーを驚かせた。松本が「Nキャス」に出演するのは前例がないからだ。果たして26日放送で本当に出演した。
「松潤が『Nキャス』に出演したのはもちろん、『19番目――』の宣伝を兼ねてです。26日は首都圏で『19番目――』のロケを行って猛暑で大変だったと思いますが、その足で『Nキャス』のスタジオに駆け付けました」(前出局員)
松本は26日放送の「Nキャス」の冒頭で「ド緊張です」と苦笑い。「19番目―――」について「今、ロケをやらせてもらっています」と触れ、神奈川・横須賀市や静岡などでロケをしていると明かし、「めちゃくちゃ暑い。汗だくになります」と語った。「Nキャス」内では総合診療医の特集も組まれ、松本も言及した。
「松潤は『Nキャス』の尺(放送時間)の84分のうち、60分間出演しました。俳優、女優は情報番組でドラマの宣伝をする際、出番が終わればスタジオを去ることが多いですが、松潤は終盤まで出演。社内からは感謝の声が上がりました」(同)
もっとも、当の松本はそこまで視聴率を気にしておらず、いい作品を作りたいとの思いだという。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
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