フリーアナウンサー滝川クリステル(47)が、15日放送のニッポン放送「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」(後10・00)のゲスト出演し、21年東京五輪の招致に成功したプレゼンにまつわるエピソードを披露した。
滝川は13年の国際オリンピック委員会(IOC)総会で日本招致のプレゼンを担当。五輪招致に大きく貢献した。日本人の持つホスピタリティーを「お・も・て・な・し」とジェスチャー付きで表したプレゼンは、大きな話題になった。
パーソナリティーの松任谷由実からは、当時の心境を聞かれた。滝川は「キャスターもそうだけど毎日必死で」と答え、「オリンピックの仕事も実は2回、お断りしているんですよ。こういうお仕事で、こういう表舞台に立ってやりたいという気持ちは、あまりないんですよ」と意外な事実も打ち明けた。
その上で、アナウンサーとプレゼンターの大きな違いを説明した。「ニュースキャスターというのは、1つのカメラにしか向かってないじゃないですか?それって、大衆に向かっているのとまた違いません?そういう(多くの人に向けて話す)意識が薄れるんですよ、カメラだと。カメラに対してだけしゃべってる。多くの人の前で話したり発表するのは、好きじゃないんですよね」とし、「だから2回断ったんですけど…」と続けた。
それでも、強い説得によって、結局は大仕事を引き受けることになる。「“とにかくフランス語ができるし、女性がいいんだ”と。“男性が日本人が多いので、この時代、女性がいないというのはダメなんだ。そこを何とか…なのでお願いできないか”と言うので。いろんなことから応援をしていただいて、これはやるしかないと決めたということですね」と説明していた。
滝川クリステル 東京五輪招致プレゼンを2度断っていた「キャスターは1つのカメラにしか…」
I want to comment
◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.
Comments