西口プロレスの長州小力が１８日、仮面女子の東名阪ツアー「唸れハイエース☆走れハイウェイ☆爆走１７００ｋｍ うぇーい！」のファイナルとなる東京公演（ヒューリックホール東京）にゲスト出演。メンバーから「台本をちゃんと読め！」と、どやされる場面があった。
先日、仮面女子が西口プロレスのイベントに〝乱入〟したことがきっかけで、ゲストとして登場した小力は「リングに登場した時は、仮面をつけて威勢よくて格好よかったんだけど、外したらカワイイ感じでさ」と仮面女子についてコメント。ライブを鑑賞し「アイドルのコンサートとか普段は見ないけど、今日は芸人仲間も来ているから、今後の参考にさせてもらいます」と堪能した様子だった。
リーダーの陽向こはるは〝先日のお礼〟として、人気店のパンを贈呈。口にした小力は「うん、うまいね」と何事もなかったように話した。ここで月野もあから「小力さん、事前に送った台本にワサビ入りの体にするんで〝辛いっ〟てリアクションするように、何週間も前からお願いしていたじゃないですか」と種明かしされる。
小力が台本をスカしたことで、今後のシナリオに狂いが生じてしまう状況に。そのため涼邑芹からは「台本をちゃんと読め！」と突っ込まれ、月野も「おじいちゃんになって、ダメじゃないですか？」とダメ押し。それでも小力は「申し訳ないんだけど、ちゃんとしたお笑いはできませんよ。長州力の勝手なことをやっているだけだから」と平然と答えた。
ただ、陽向から「最近、テレビに出てないので…」と追い打ちをかけられたところで、小力は「ああ、俺が一番気にしていることを」と反応しつつも「これだよね、台本の流れは」と暴露。月野は「それを言わないでください」と予定通りの掛け合い戻した。
さらに小力は調子を取り戻したのか「こう見えても、平成を彩った芸人だぞ」と語気を強める。小島夕佳から「もうアナタの時代じゃないんです」とトドメを刺しにかかられると、小力は「何を言ってもいいよって言ったけど、ちょっと今のは嫌だな」とマジレス。ここでメンバーが「小力さん、もしかしてキレてますか？」と振ると「キレてないです」と返し、会場を沸かせた。
本来ならワンマンでのいざこざを８月２６日の西口プロレス（新宿ＦＡＣＥ）のリングで決着をつけようという流れだったのだが、とにもかくにも仮面女子の８・２６西口プロレス参戦が正式に決まった。
小力は「西口プロレスを２５年ほどやっているけど、アイドルが参戦したのはブレークする前の関ジャニ∞（現ＳＵＰＥＲ ＥＩＧＨＴ）だけ（２００４年）。それ以来のアイドルなんで、ちょっと緊張しております」とコメント。その上で「どんなプロレスにも対応します」と胸を張った。
散々暴言を受け流してきた小力は「今はお客さんが反応してくれるからいいけど、ダメージが来るのは家に帰ってから。５３歳、独身、バツなし、ペットなしだから…。家に帰ってからジワッと来るのよ」と漏らし、ファンを笑わせ、最後は全員でパラパラをパフォーマンスし出番を終えた。
７人組体制になってから３度目となる仮面女子ワンマンは、ソールドアウトの大盛況。新曲「ＸＴＲＥＡＭ☆ＧＩＲＬ」の初披露の他、猪狩ともかの生キーボード、森下舞桜（ギター）＆月野（ベース）の生演奏や、かつてのユニット曲（アリス十番、スチームガールズ、アーマーガールズ）のメドレーなど、これまでの歴史と今後の広がりを感じさせる構成で進行。アンコールは「ファンファーレ☆」、オーラスの「夏だね☆」ではおなじみの〝ボート航海〟で締めくくった。
リーダーの陽向は「ここまでやってこられたのは、皆さんのおかげ。もっと上を目指すので応援してください」と呼びかけ、大きな拍手と歓声を受けていた。
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