引退の道重さゆみさん 12枚の直筆の手紙でファンへ思い「もう限界だった」 最後は「大好きです」

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 14日のラストライブをもって芸能界を引退した「モーニング娘。」の元リーダー・道重さゆみさん(36)が15日に自身のブログを更新。便せん12枚にも及ぶ直筆メッセージを公開し、ファンに感謝を伝えた。

 引退の日となった14日の日付で、「私を愛してくれた全てのみなさんへ」と書き出した道重さん。「本当は、お手紙ではなくて、いつもみたいに普通に話したかったけど、伝えたい気持ちをちゃんと言えなかったらどうしよう、後悔したらどうしようって、どんどん不安になってしまって、今の私にはそれができなくなってしまいました。だから、ものすごく悩んだけど、どうしても後悔したくなくて、最後、私の気持ちを手紙にさせてもらいました。ごめんなさい」と手紙という形にした理由を明かした。

 支えてくれた周囲への感謝とつづりつつ「ファンのみんなには、もちろん、たくさんのありがとうがあります。でも、その前に、ごめんねがあって。みんなは優しいから、あやまらなくていいよって言ってくれると思うし、ごめんねなんて、言われたくないと思うけど。でも、やっぱり、心の中に、ずっとごめんねって気持ちがあって」と複雑な心情を吐露。「いっぱいいっぱい悩んで、考えて、日をおいて、冷静になって、想像もして、またいっぱい考えて、それで決めたことなのに、今日が近づくにつれて、悲しくて、さみしくて、時間がとまってほしくて。そうなることも、それも、それもちゃんと、ちゃんと想像して決めたことのはずなのに。私が決めたから、私がさみしいなんて言ったらダメかなって思ってたけど…これから大好きな人たちと会えなくなるのが、さみしいです。辛くて、本当はどうしようもないです」と記した。

 「あーあ、私、なんで頑張れなかったんだろうって、頑張ったんだけどな、なんで離れなきゃいけないんだろう、みんなと友達だったらよかったのに、とかよくわかんないこと思ったり。こんなにも、大好きで、一緒にいたくて、一緒にいたら幸せなのに、自分が弱いせいで それができなかった。もう限界だった。大好きなのに、大好きでいてくれているのに、なのに、この決断になってしまったこと、ごめんね」と謝罪。「自分が決めた事に、こんなにも心が揺れてしまう私がいるということは、みんなの方がきっともっと辛いよね。それでも、この決断を、受け入れてくれて、受け入れようとしてくれて、向き合ってくれて、ありがとう」と感謝した。

 「明日から、もしかしてみんな、さゆロスってやつ??でもね、私も一緒だよ、私も絶対、変な人たちロスになるよ(笑)私たちは似たもの同士で、相愛だから、みんなが『さゆに会いたいなぁ』って思ったら、それは私も『みんなに会いたいなぁ』って思ってるってことです」と道重さん。「私の幸せは、ファンのみんなの幸せだから、私の幸せのために、みんなが、絶対に幸せでいてください!」と呼びかけた。

 その後も思いをつづり、最後は「『ありがとう』も『大好き』も、何回言っても足りないし、伝えきれないけど、だけど、本当にありがとう。大好きです」と締めた。

 道重さんは2003年に第6期メンバーとしてモー娘。に加入。在籍日数4329日は卒業当時歴代最長。同期に藤本美貴、田中れいならがいる。12年5月に8代目リーダーに就任し、14年11月26日の横浜アリーナ公演で同グループを卒業した。23年12月、「強迫性障害」と診断されたことを公表し、一部活動を制限。今年1月に今夏限りでの芸能界引退を発表していた。

 14日に開催されたライブツアー千秋楽(東京・Zepp diverCity)で、22年あまりの芸能生活にピリオドを打った。

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