自民、両院議員総会巡り“神経戦” 石破首相「リコール」探る動きも

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自民党役員会に臨む石破茂首相(中央)。左は森山裕幹事長、右は菅義偉副総裁=同党本部で2025年7月29日午前9時31分、平田明浩撮影
自民党役員会に臨む石破茂首相(中央)。左は森山裕幹事長、右は菅義偉副総裁=同党本部で2025年7月29日午前9時31分、平田明浩撮影

 参院選大敗を受け、自民党は29日、4時間半に及んだ前日の両院議員懇談会に続き、議決権のある両院議員総会の開催を決めた。石破茂首相(自民党総裁)の早期退陣表明を求める声は強まっており、党内の混乱を沈静化させる思惑がある。だが、総会の議題や開催時期によっては反発が強まりかねず、総会を巡る神経戦はしばらく続きそうだ。

 懇談会から一夜明けた29日、自民は役員会で近く総会を開催することを決定した。森山裕幹事長は同日の記者会見で「懇談会で総会を求める意見があった。尊重すべきものだ」と開催理由を説明した。

 党内では旧安倍派や旧茂木派らの中堅・若手議員が中心となり、首相に退陣を迫る正式な場として総会の開催を求める動きが活発化。署名集めを実施し、既に開催要件を満たす党所属国会議員の3分の1以上を集めたとして、提出をちらつかせて開催を迫っていた。

 一方、森山氏は署名の提出を受けてではなく、…

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