8月18日、音楽番組『CDTVライブ! ライブ!』夏フェス4時間スペシャル(TBS系、以下『CDTV』)が放送された。さまざまなアーティストがパフォーマンスを披露したが、3人組ロックバンド「Mrs.GREEN APPLE」(以下、ミセス)の曲をカバーした「韓国アイドル」に不満を持つ視聴者も多かったようだ。
大泉洋やPerfume、西野カナ、Da-iCEなど豪華なアーティストが多数出演した同番組。問題となったのは、6人組韓国アイドルグループ「BOYNEXTDOOR」(ボーイネクストドア)による企画だ。
「同グループのSUNGHO(ソンホ)さん、RIWOO(リウ)さん、TAESAN(テサン)さんの3人が、ミセスの『青と夏』をカバーしました。夏の青春や恋愛をテーマにした人気の楽曲ですが、サビ部分の音域が高いことで知られています」(スポーツ紙記者)
3人のパフォーマンスに心を打たれるファンも多かったようだ。しかし、一方で、Xでは
《青と夏を他歌手がカバーしてもミセスほどの声量と音域がないから盛り上がりに欠けてフラストレーション溜まるんだよな》
《青と夏歌ってる人たち知らないんだけどなんで劣化カバーさせるん?》
《えー。ミセスカバーぐたぐた。好きな人からするとやめてーって感じ》
など、不満の声も見受けられる。やはり、“本家” と比較されてしまったようだ。
「2025年にデビュー10周年を迎えたミセスは、多くの音楽番組に出演し、歌唱力の高さが広く認知されました。SNSでは、BOYNEXTDOORの歌い方から、『ミセスに対する敬意を感じる』と好意的な意見も見られます。
ただ、2023年にデビューしたばかりの彼らとミセスのパフォーマンスが比べられてしまうのは無理ないでしょう」(芸能記者)
番組終盤には、「周年アーティストメドレー」としてデビュー30周年の「MAX」や20周年の「SEAMO」、10周年の「超ときめき宣伝部」など、周年を迎えたアーティストが歌唱する企画もあった。ミセスが不在だったことで、疑問を持たれたようだ。
「周年イヤーということもあり、ミセスは露出する機会が多く、ファンの注目度、熱量が高まる時期です。そんなタイミングで、ミセスのカバーをさせる番組に違和感を覚える人もいたようです。ミセスは過去に『CDTV』にも出演していますし、周年アーティストをメインにした企画で本家がいないことで不満を持たれたのかもしれませんね」(前出・芸能記者)
ミセスは10月から12月にかけてドームツアーを開催する。多忙を極めるなか、本家を音楽番組に呼ぶのは難しくなっているのかも。
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