新解釈の『赤ずきん』に騒然!
おばあさんの家を訪ねた赤ずきん。「おばあさんの目は何でそんなに大きいの?」と聞くと、おばあさんは「あんたの目が小さいんじゃない?」とまさかの毒舌で……。
伊東さん(@ito_44_3)による5コママンガ『悪意の応酬』がX(旧:Twitter)で公開されました。童話『赤ずきん』をモチーフにしつつ、全く異なる展開の作品です。読者からは「原典よりも嫌な毒があるな」「狼でなくとも噛みついてくるおばあさん」「これは新解釈」「なかったとも言い切れないお話」「一番怖いのは人間でした」などの声があがり、投稿には4.9万いいねの反響が集まっています。
伊東さんは漫画家として活動しています。X(旧:Twitter)にアップしている5コママンガに描き下ろしを加えたシリーズ『5コマ漫画まとめ 伊東のオリジナル漫画』(既刊24巻)がKindleにて公開されています。
作者の伊東さんに、お話を聞きました。
ーー『赤ずきん』が題材ですが意外な展開で面白かったです。このお話を思いついたきっかけを教えて下さい。
赤ずきんは「おばあさんの目が大きい」ことを疑うけれど、一般的には褒め言葉だよなと思い、そこから膨らせました。
ーーおばあさんの毒舌が印象的でしたが、今作を描くうえでこだわったポイントなどがあれば教えて下さい。
息子のことは大好きで、それを奪った嫁が憎い、という動機を感じさせました。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
「毒を吐いてるから体内に残らない」のコメントはうまいなぁと思いました。
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