歌手・GACKT(52)が20日、自身の公式X(旧ツイッター)を更新。クマの出没について私見をつづった。
GACKTは岩手県滝沢市の中学校にクマが侵入したことを伝える記事を引用。「中学校にクマ。もはや笑えない現実だ」と言及し、「生徒のために立ち向かった副校長には敬意しかない。子グマだから大丈夫?そんな都合のいい話はない。近くに親がいたら修羅場になる」とつづった。
「だが同時に思う。森を削り、山を痩せさせ、ダムで川をせき止めてきた。そのツケを払わされているのは、動物だけじゃない。人間もだ」と続け、「世界ではいま、ダムを壊し、生態系を取り戻そうとする動きが広がっている。川を自由にし、森を蘇らせようとしている。それなのに、この国はいまだに山を崩し、森を潰し、ソーラーパネルを並べて『エコ』と言う」と持論を展開。
「そのすべてが絡み合い、クマは境界を越えてきた。もちろん、気候の変動も要因だろう。だが問題はそれだけじゃない」とし、「にらみ合うべき相手はクマではなく、未来を壊し続けている、この現実じゃないか?」と問いかけた。
GACKT 中学校にクマ出没で私見つづる「にらみ合うべき相手はクマではなく…」
I want to comment
◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.
Comments