あの人は今/『トンイ』薄幸王妃役パク・ハソン、あの映画にDJ、舞台まで!!

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時代劇『トンイ』で鮮烈なイメージを残したのがパク・ハソンだった。彼女は仁顕(イニョン)王后に扮して、気品のある演技を披露していた。2010年にはMBC演技大賞で女性新人賞を受賞している。

『トンイ』に出演した後のパク・ハソンは、イ・ジュンギ主演の『TWO WEEKS』(2013年)でも存在感を大いに発揮していた。
2017年には俳優リュ・スヨンと結婚。同年に長女を出産したパク・ハソンは、約2年間育児に専念していたが、ドラマ『平日午後3時の恋人たち』(2019年)で女優として復帰した。
『平日午後3時の恋人』でパク・ハソンが扮したのは主人公の主婦ジウン。平凡な日々の中で、引っ越してきた主婦の不倫現場を目撃したことによって人生が大きく変えられていく。そんな危うい主婦をパク・ハソンは繊細に演じきっていた。
その後の出演作も多い。『パンドラの世界〜産後ケアセンター〜』(2020年)は産後ケアセンターに入ってくるママたちにスポットを当てたドラマで、パク・ハソンが味のある演技を見せていた。

優雅な気品を感じさせる女優

また、『ミョヌラギ わが嫁たちの物語』(2020年)は家父長制度が抱える社会問題をコミカルに描いたドラマ。働く女性たちの共感を呼んだドラマの中で、パク・ハソンも女優としての真価を発揮していた。
さらに、パク・ハソンは、2023年7月に公開された映画『どこに行きたいのですか』(原題)で、事故で夫を失ってワルシャワに向かったミョンジ役を演じた。
2023年11月に放送された『奥様はなぜ作男に肉をあげたのか』は、朝鮮王朝時代のソンビが自分の妻の密会を知ってから展開されるラブコメ。パク・ハソンは気品を持った女性チェ・ソルエに扮していた。このドラマは、『トンイ』以来13年ぶりとなる時代劇だった。
また、ドラマや映画にとどまらず、2020年からはラジオ番組『パク・ハソンのシネタウン』でパーソナリティを務めている。さらに2023年には、是枝裕和監督の映画『海街diary』を原作とした舞台で長女・幸役を演じ、13年ぶりに演劇の世界にも復帰した。
以上のように、パク・ハソンは様々なジャンルの作品で、多彩なキャラクターを思う存分に演じている。その中でも、かつて『トンイ』で見せた優雅な気品は今もまったく変わっていない。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)



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