何度でも観たい「ジブリ作品」ランキング!3位『風の谷のナウシカ』、2位『となりのトトロ』を抑えた1位は?

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8月15日、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で『火垂るの墓』が放送された。同番組では例年、夏休みの時期に合わせて「スタジオジブリ」の名作が放送されており、“夏の風物詩”となっている。

今回の『火垂るの墓』は地上波では7年ぶりの放送で、さらに80回目の終戦記念日ということもあり、大きな話題を呼んだ。また、22日に『崖の上のポニョ』、29日には『もののけ姫』の放送も控えており、楽しみにしている人も多いのではないだろうか。

そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20〜60代の男女500人を対象に「何度でも観たい『ジブリ作品』」についてアンケート調査を実施した。

第3位は、スタジオジブリ設立前の作品『風の谷のナウシカ』だ。

宮﨑駿氏(84)がアニメ誌『アニメージュ』に連載していた原作漫画を自ら映像化し、1984年に公開された本作。宮﨑駿監督・高畑勲プロデューサーの「黄金タッグ」で制作された本作の成功が、スタジオジブリの設立につながったとも言われている。

アンケートでは、主人公・ナウシカのキャラクター性を評価する声が多くあがった。強さと優しさを併せ持ち、人々や自然を守ろうとするナウシカの姿が作品の魅力を高めていると言える。また、本作で宮﨑氏が描いたテーマは「環境破壊」や「戦争」であり、公開から約40年が経った今も身近で難しい問題であることは言うまでもない。《いつ見ても考えさせられる》という声も多く、いつまでも色褪せない作品とも言えるだろう。

《主人公の明るさ、強さに勇気を与えられる気がする》 《魅力的なキャラクターや世界観が好き》 《壮大な中にも身近な問題にリンクしていて考えさせられる》 《世界観もいいし宮崎駿テイストがいっぱいで何度見ても楽しめる》

第2位には、不動の名作『となりのトトロ』がランクインした。

宮﨑氏が監督・原作・脚本を務めた本作は1988年に公開された。田舎に引っ越した姉妹が「トトロ」に出会い、冒険を経て成長するストーリーには、「悪意」を持った存在や描写がまったく出てこない。美しい豊かな自然や人々の優しさ、家族の絆など、心を和ませてくれる要素が詰まっている。

そして、本作の最大の魅力とも言えるのがトトロだろう。誰しもが一度は「トトロに会いたい」と思ったことがあるのではないだろうか。かわいらしい見た目で優しい性格のトトロは、時代を超えて多くの人に愛され続けている。アンケートでは、《小さい頃から何度も観ているが、大人になってから改めて観ると懐かしさを覚える》、《見る時々で感じ方も変わってくる》などの声もあがっている。

《トトロがかわいい》 《物語が展開する場所やキャラクターが魅力的で、何度見ても飽きない》 《何回見ても飽きない、心を和ませてくれる》 《年齢によって感じ方が変わる》

そして栄えある第1位は、スタジオジブリ初公開作『天空の城ラピュタ』だ。

1986年に公開された本作はスタジオジブリの第1作目であり、宮﨑氏が監督・原作・脚本、高畑勲氏がプロデュースを手がけた。伝説の島「ラピュタ」をテーマに、魅力的で生き生きとしたキャラクターが多く登場し、“これぞ冒険”というハラハラドキドキのストーリーがテンポよく展開される。《ワクワクする》《面白い》などと、純粋に作品を楽しむ声が数多くあがった。

また、近年『金曜ロードショー』で放送される際に話題になるのが、物語終盤に登場する滅びの言葉「バルス」を放送に合わせてSNSに投稿するという、通称“バルス祭り”。このような現象もファンが多い作品ならではと言えるだろう。観る人を惹きつけるジブリワールド全開の本作がナンバーワンとなった。

《ストーリー、キャラクター、動き、どれをとっても素晴らしいから》 《見ていてわくわくするのとパズーとシータの掛け合いがほのぼのするので》 《何度見ても面白いと思うから》 《何度でもその世界観に浸りたい》

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