「あなたが幸せになれるわけないでしょ」川島なお美さん“ゆりこ”が娘である菅野美穂“リカ”を罵倒<イグアナの娘>

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「イグアナの娘」
「イグアナの娘」 / (C)萩尾望都/テレビ朝日・MMJ

菅野美穂が主演を務め、1996年に放送されたドラマ「イグアナの娘」(1996年、テレビ朝日系)がTVerにて無料配信中だ。第3話では、リカ(菅野美穂)の進路が決まり、初めて友達と遊びに出かけるも、波乱が巻き起こる。(以下、ネタバレがあります)

■母と娘の苦悩を描いたファンタジーストーリー

本作は、萩尾望都による同名漫画が原作の愛憎劇。親子の確執を題材に、娘を愛することができない母親と母から愛されない娘、両者の苦悩をファンタジーの要素を織り込んで描いた物語で、1996年に菅野主演でテレビドラマ化された。

■母がリカの進学に猛反対

第3話では、リカの進学について、三者面談でゆりこ(川島なお美)が猛反対。だからと言って、就職についても「とんでもない」と否定するのであった。そこで担任の先生から「あなたはどうなの?」と問われ、リカが困っていたところ、父・正則(草刈正雄)が登場。正則の説得によってどうにか許されることになった。

ここで正則はリカにゆりこはゆりこなりに苦しんでいる、と説明。自分自身の生い立ちを覚えておらず、昔の友達もいなく苦しんでいることを引き合いに出し「だから、パパが守ってあげようって、そう決めた」とゆりこを思いやりつつ、リカのことも励ました。

しかし、リカは翌朝母に「お母さんの言うとおりにする」と一言。しかし、ゆりこは「行きなさい。大学に行きなさい。好きなようにしなさい」と予想外の返事をしたのであった。

■リカと伸子が清里に行くことに

そして、リカは伸子(佐藤仁美)にその事を報告。さらに「私、自分のこと人に話しているんだね!なんだかうれしい」と喜んだ。さらに、伸子も一緒に喜んでくれ、明日の休みに一緒に清里に行こうとリカを誘う。これには、これまで一度も友達と遊びに出かけたことなどなかったリカが大喜び。

しかし、その話をかをり(小嶺麗奈)が盗み聞きしていた。そして、かをりは昇(岡田義徳)を強引に誘い、なんと清里のリカと伸子の前に現れるのだった。

■「あなたが幸せになれるわけないでしょ」

せっかくの女子2人旅だったのだが、まさかのかをりが「4人で行動したい」と言い出す。しかし、その帰りリカは昇からもらったスノードームを落としてしまい、2人清里に残ることに。必死の捜索の末、リカはスノードームを発見した。

そして、翌朝、昇とともに帰ることになる。そこでうたた寝してしまったリカに昇は優しくキスをしたのであった。この様子をかをりは遠くから見ていた。

さらに家に帰ると、母は「あなたはわかっていると思っていた。どういう人間か。あなたが幸せになれるわけないでしょ」と罵倒。ここで第3話は終了した。

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