今田美桜「あんぱん」涙の撮了「一生の財産 幸せ」老けメーク姿で北村匠海と称え合う 夫婦1年完走に万感

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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の全撮影が22日に東京・渋谷の同局で終了したと23日、同局から発表された。今田と相手役を務める俳優・北村匠海(27)の2人は、昨年9月8日に高知ロケでクランクインしてから約1年間の長丁場を無事完走。今田は撮影を振り返り「こんなにも素敵な皆さんと一緒に『あんぱん』を作れたことは、私の一生の財産です。幸せです」と万感。涙ながらに感謝を述べた。撮影最終日は2人とも老けメーク。何歳まで演じるのか。本編最終回(第130話)は9月26日。

 「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、戦争に翻弄されながら激動の時代を生き抜き、「逆転しない正義」にたどり着く柳井夫妻、のぶと嵩の軌跡を描く。

 今田は2021年度前期「おかえりモネ」以来2回目の朝ドラ出演で、初主演。「撮影が始まってからの1年間、本当にたくさんの人が支えてくれたんだなと、今、あらためて思います。楽しいこともたくさんありましたが、苦しくて悩むこともあり『何者にもなれない』というのぶの言葉が心に刺さって、自分に問い掛けることもありました。でも振り返ると、凄く笑った記憶と、あとは泣いた記憶と、全部が愛おしくて、のぶを演じられて本当に良かったと心から思います」と“ハチキンのぶ”を演じ切り、感慨。

 北村とは6回目の共演となったが「そして、嵩が北村匠海さんで本当に良かったです。たくさん救われました。ありがとう」と感謝。「こんなにも素敵な皆さんと一緒に『あんぱん』を作れたことは、私の一生の財産です。幸せです。ありがとうございました」と結んだ。

 北村は朝ドラ初挑戦。「僕は朝ドラというものが初めてで、正直悩むこともありましたが、とにかく素晴らしい現場でした。シーンの一つ一つの撮影に熱量があって、だからこそ僕も一緒に話し合いながら作ることができたと思います」と収録を振り返り、手応え。

 「そして今田さんと僕が夫婦の役で朝ドラと関わるのは、最初で最後かもしれないとずっと感じていました。その作品が『あんぱん』で本当に良かったです。僕は休憩時間も楽屋には戻らず前室にいたのですが、気づけば、のぶもそうでした。横にいると色んなことを感じられる瞬間が多くて、嵩として、北村として、のぶを支えることが僕の責務だと思っていました。本当に最後までよく走り切ったと思います。今田さん以外ののぶは考えられません。本当にありがとうございました」と座長を称えた。

 ▼制作統括の倉崎憲チーフ・プロデューサー 昨年9月上旬に高知ロケでクランクインしてから約1年。本当にあっという間でした。それほどまでに毎日濃度が高く、素晴らしいドリームチームで全撮影を終えることができ、振り返れば、すべての時間が愛おしいです。座長として現場で笑顔で走り続けてくれた今田美桜さん。そんな今田さんをずっと隣で支えてくれた北村匠海さん。すべてのキャスト、スタッフ、関係者の皆さんに感謝の思いでいっぱいです。そして現場に向かう我々の活力となっているのは、視聴者の皆さんから日々届く多くの温かい声です。放送も残りあと約1カ月。今も愛され続けるアンパンマンはどのように誕生していくのか。最終回まで是非楽しみにご覧いただけますと幸いです。

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