柔道女子のパリ五輪金メダリスト角田夏実(33)が、22日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日SP」(後6・50)にVTR出演し、あわや詐欺被害の出来事を振り返った。
昨年末、詐欺が疑われる電話が掛かってきたと明かしている角田。番組では、その手口と撃退方法を説明した。
「警視庁捜査2課のカンバヤシですって言われて。最初は詐欺だと全然思わなくて。どうしようと焦りがあったんですけど」。警察官を名乗る男から、角田のカードが犯罪に悪用されていると伝えられたという。
「何で私のカードなんだろう?と思ったら、“最近、財布とか落としていませんか?”って言われて。あ、ちょうど落としたわって。“その時にカード番号と個人情報を抜かれちゃったんだと思います”って言われて」。偶然にも、財布を落としてしまっていた実際の出来事が符合したという。
角田によると、その男は淡々とした語り口だったそうで、「“警察ではどうにもできないので、自分でどうにかしてくれないと、犯罪者になっちゃうので、捕まえなきゃいけません”みたいなのは言われて、えっ?みたいな」と振り返った。
ところが、困った角田はとっさにこう返したという。「周りに警察官で柔道をやっている人が多いので、“じゃあちょっと友達に警察官がいるんで相談します”って」。柔道家には警察官が多く、角田にも実際に警察官の知り合いがいたという。この一言が効いたようで、「そのまま“またご連絡します”って切れてから、1回もかかってきてないです」という。
あらためて電話のやりとりを振り返り、「もしあそこで警察官って言ってなかったら、お金を振り込んだりしなきゃいけなかったのかなって。良かった、あそこで警察官って言っておいてって」と胸をなで下ろしていた。
角田夏実 あわや詐欺被害 警察官名乗る男に放った一言で撃退「良かった、言っておいて」
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