日韓両政府は、若者が働きながら長期滞在できる「ワーキングホリデー」制度を、1人1回(最長1年)から2回(最長2年)まで拡充する方針を決めました。10月にも新制度が始まる予定です。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「日韓ワーキングホリデーの拡充」について解説します。
Q ワーキングホリデーって、どんな制度なの?
A ワーキングホリデーは、原則18~25歳(事情がある場合は30歳以下)の若者が、海外で働きながら長期滞在できる制度です。
Q 今までは何回まで利用できたの?
A これまでは1人につき1回、最長1年までしか利用できませんでした。
Q これからはどう変わるのかな。
A 新しい方針では、1人2回まで、合計で最長2年までワーキングホリデーを利用できるようになります。
Q 日韓の若者はどれくらい利用しているの?
A 2024年に日本がワーキングホリデーを発給した延べ約2万2000人のうち、韓国人は約7400人で最も多く、韓国側でも日本人が最多です。
Q どうして制度を拡充するの?
A 人的交流や経済連携につなげたいと考えています。
Q 台湾でも同じように拡充されるの?
A 外務省は、台湾でも2回まで利用できるように拡充を検討しています。
Q 他の国でも2回利用できるの?
A カナダや英国など8カ国では、すでに2回のワーキングホリデービザ発給が認められています。
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