落語家・月亭方正が23日、TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」にゲスト出演した。
方正は、吉本興業の養成所・NSC大阪校を卒業した直後の1989年4月、全く売れていないまま東京に進出した。ダウンタウンが東京に来たのは同年10月のため、上京したのは方正の方が早かったという。
ダウンタウンの東京進出と同時に始まったのが、日本テレビのバラエティー番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」だった。当時について方正は「初め『ガキの使いやあらへんで』というのは、ネタをやってはったんです」と明かした。
番組開始から10週ぐらいは、漫才やコントのネタをやって後半にフリートーク、という流れだった。方正は、最初にネタの収録をやった会場は「木馬亭ですわ。浅草の木馬亭」と、現在は浪曲の寄席である東京・浅草の木馬亭だったと明かした。
これには浅草がホームであるナイツもビックリ。土屋伸之は「ダウンタウンが木馬亭でやってたんですか?」と驚いた様子で話した。アシスタントの出水麻衣アナが「木馬亭というのはどういう?」と聞くと、塙宣之は「いま浪曲とかね」。土屋も「浪曲の劇場になってますけどね」と説明した。
ただ当時、大阪では人気絶頂だったダウンタウンも東京では全く知名度がなかった。方正は「一応テレビから観覧の募集とかする。お客さんは入ってたらしいんですけど、もう全く誰も知らない。『誰やこのダラダラした2人は』みたいなんやったらしい」と話していた。
Comments