ブラックマヨネーズの小杉竜一が、8月29日(金)から公開される劇場アニメ「不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-」にハンプティダンプティ役で出演する。本作は世界的名作「不思議の国のアリス」が日本で初めてオリジナル劇場アニメーション化される作品。松竹アニメ公式YouTubeチャンネルでは小杉がアフレコに挑む様子を映したスペシャル映像が公開され、本作への想いなどを明かしている。本記事では、アフレコ現場でのインタビューの様子をお届け。
■ハンプティダンプティ役・小杉のアフレコ後を直撃
1865年にルイス・キャロルが生み出し、今もなお世界中で読み継がれ、数多く映像化されてきた名作「不思議の国のアリス」が、日本で初の劇場アニメーション化。劇場アニメ「不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-」が8月29日(金)より全国公開される。
主演の原菜乃華を始め、マイカ ピュ、山本耕史、八嶋智人、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、山口勝平、森川智之、山本高広、松岡茉優、間宮祥太朗、戸田恵子ら超豪華キャストが集結している。
YouTubeチャンネル「SHOCHIKU animeチャンネル【公式】」の動画「劇場アニメ『不思議の国でアリスと –Dive in Wonderland-』小杉竜一 (ブラックマヨネーズ) アフレコ現場特別映像|8月29日(金)より全国公開」で、ハンプティダンプティを演じ終えた後の小杉が本作の印象や、アフレコ中のエピソードについて語った。
■オファーを受け「声優なのに見た目チョイスなんかな」
――オファーを受けた時の気持ちは?
いや、まずオファーをいただいた時びっくりしましたね、声優というか経験がほとんどないので。何の役かなと聞いた時に、ハンプティダンプティと聞いて、声優なのに見た目チョイスなんかなっていう(笑)。脚本は、当日まで読めなかったんですけど、読ませてもらった時に、これは大変そうやなって感じがしましたね。
――アフレコを終えての感想を教えてください。
喉ちぎれそうです。さすがプロの方の中にこの僕も混ぜてもらってますから、足引っ張らないように頑張りました、普段多分出していないような声とか出し方をしてると思うんですけど「こういう風に」って教えてもらって、演技かけてもらって、でもなかなか思うような声がでけへんとゆうのが、しゃべる仕事している身としてはなかなか新鮮でした。頑張らなアカンなと思って、一生懸命やらせてもらいました。
■演じる上で意識したハンプティダンプティ感
――演じる上で意識したことは?
ま、やっぱ痩せすぎない(笑)。ハンプティダンプティ感をなくしては行けないなと思いましたので。ただ、口調的には、あんまり機嫌良くないキャラクターなんです。で、僕普段から陽気なんですね。なので、その辺はいいところで合致するようにやらなあかんなという思いでした。低音という役柄やったんですけど、俺50年ほぼ高音でしゃべってるんですね(笑)。だから、やっぱそこを、監督とか演出の方に新しい一面を導き出してもらったんじゃないかなって。あとは、見終わった後で「あれが小杉やったんや!話がすっと出てきてわからへんかった」って思ってもらえたら嬉しいですよね。作品の邪魔にならへんようにしたいなと思いました。
――印象に残ったセリフやシーンは?
登場してすぐのツッコミみたいなとこですかね。普段やったらこうツッコむけど、それじゃ邪魔になるなって言うのを感じました。作品の中でのツッコみって。俺やったら、もっと声を張って「誰が卵やねん!」言ってるでしょうから。それがいかにこのアリスの世界に落とし込めてるかの確認してもらいたいですね。
■監督からの印象的なアドバイスは?
――監督からの印象的なアドバイスは?
口調としては怒ってる感じなんですけど、だからと言って怒ってる訳ではないですって言われたことですかね。ぶっきらぼうとも言わられへんかったんです。だから、なんかその辺のニュアンスがやっぱすごい細かいキャラではあるなと思いました。かと言って、がなってしまうと怖いんで、そのへんを気をつけるようにと言われて、声優の皆さん、結構厳しい世界でやってるなあって思いました。
――「不思議の国アリス」の印象は?
僕の妻がめちゃくちゃ好きなんですよ。ミニチュアの箱の中に、アリスの世界が広がっているような置物とかいっぱいあるんすよ。だからその「不思議の国のアリス」の映画でハンプティダンプティをやることになるかもしれんって言ったら「よかったやん!」って言ってくれて。初めてですね仕事で、そう言われたの。いつも「ふーん」なので。
――皆さまへメッセージ
皆さんの好きな世界観というところもあると思うんですが、今回は新しいアリスになっているので、ぜひ家族で楽しんでもらって温かい気持ちになってもらえれば嬉しいです。あと、ご心配なく!1回も「ヒーハー」って言ってませんので、邪魔しませんので、作品に没入してください!お願いします。
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