藤岡藤巻への手紙に反響
2025年8月22日（金）、日本テレビ系「金曜ロードショー」でスタジオジブリの名作『崖の上のポニョ』が放送されました。あの印象的な主題歌を歌っていた女の子のことを思い出した方も多いのではないでしょうか。
あれから17年──当時8歳だった大橋のぞみさんの近況が、先日放送された音楽番組で明かされ、多くの人に衝撃を与えました。
2008年に公開された『崖の上のポニョ』の主題歌は、音楽ユニット「藤岡藤巻」と当時8歳の子役・大橋のぞみさんが歌い、映画の大ヒットとともに社会現象となりました。大橋さんはその愛らしい歌声で一躍時の人となりましたが、2012年3月末に芸能界からの引退を発表。当時12歳という若さでの決断は多くの人を驚かせました。
そんな大橋さんの近況が明らかになったのは、2025年7月9日に放送された『テレ東音楽祭2025〜夏〜』でのことでした。番組に出演した「藤岡藤巻」のもとに、なんと大橋さんからの直筆の手紙が届いていたのです。
アナウンサーによって代読された手紙には、現在26歳になった大橋さんの心境が綴られていました。毎年夏の季節になると当時のキャンペーン活動を思い出すこと、17年が経ったいまでもあの経験が色あせることのない大切な思い出であることが語られました。
特に印象的だったのは「私は出ないのになぜか緊張しています」という率直な心境と、「藤巻さん、歌詞間違えないでくださいね！！」というユーモアを交えた親しみやすい表現でした。
番組では、藤岡藤巻が主題歌を披露する際、CGで当時の大橋さんの映像が合成され、まるで2008年に戻ったかのような演出が施されました。
この演出に対して、視聴者からは感動の声が数多く寄せられました。懐かしさで胸が熱くなったという感想や、大橋さんが26歳になっていることへの驚き、時の流れの早さを実感したという声が目立ちました。また「もう一度歌声を聴きたい」という声も上がった一方で、大橋さんの選択を尊重し、「元気でいてくれるだけで嬉しい」という温かい声も見受けられました。
先日の金曜ロードショーでの『崖の上のポニョ』放送では、きっと多くの人が当時を思い出しながら、あの愛らしい歌声に耳を傾けたことでしょう。
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