参政党の神谷宗幣代表が22日、自身のX(旧Twitter)を更新。共産党の田村智子委員長の会見内容をめぐり、同党への失望をあらわにした。
田村委員長は同日の会見で、一部の共産党員による参政党の街頭演説に対する過激な抗議活動について問われ、「暴力的な行動というのは私達は常に否定しています」としつつも、「極右排外主義に抗議する、戦うというときに、どういうやり方でとういのは、よく議論することが求められている」「党員という方々も1人1人の市民であって、1人1人の市民の行動の全てについて日本共産党の中央委員会が『ああしなさい、こうしなさい』ということもまた違うのではないか」などと返答。
また、ヘイトスピーチについては「言葉の刃になって外国人の尊厳を傷つけ、場合によっては命を奪いかねない危険なもの」と指摘。そのうえで、「そういう言動自体を聞こえなくさせるという抗議行動ですね、これは市民の皆さんがやってきている。私はこれは『ある』と思うんですよ」と語った。
こうした中、神谷氏は、産経ニュースが報じた「『極右排外主義が国会で多数を占めぬように』共産・田村委員長、街頭演説への抗議活動容認」と題した記事を引用。
そのうえで、「思想は違っても、政策的に評価できるところはしっかり評価していたのに。今回の選挙を境に日本共産党に大きく失望しています。共産党の支援者の方々はこれで納得されるのだろうか。日本共産党が、話し合いや平和を大切にというのが全部嘘に聞こえます」と投稿し、共産党への強い失望感を示した。
Comments