能登地震で運休の定期航路、1年7カ月ぶり再開 輪島港と舳倉島結ぶ

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再開した舳倉島への定期船に乗り込む乗客=石川県輪島市で2025年7月30日午前8時17分、岩本一希撮影 拡大
再開した舳倉島への定期船に乗り込む乗客=石川県輪島市で2025年7月30日午前8時17分、岩本一希撮影

 石川県輪島市の沖合約50キロにある舳倉(へぐら)島と同市の輪島港を結ぶ定期航路が30日、約1年7カ月ぶりに再開した。2024年元日の能登半島地震の影響で運行休止が続いていた。

 この日の朝、輪島港に停泊中の定期船「希海」には、家の片付けに行く島民や道路状況を確認しにいく自治体職員が乗り込んだほか、漁具が入ったコンテナが積まれていた。

 8月は毎週水曜日に運行し、9月以降は決定次第、運行会社「へぐら航路」のホームページで案内するという。また、利用は島民と復興作業の関係者に限られる。乗船した漁師の風折善次さん(72)は「船を修理しに行くので、定期航路の再開はありがたい」と話していた。【岩本一希】

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