元お笑いタレントで落語家の月亭方正(57)が23日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)にゲスト出演し、人気番組の恒例企画にまつわる裏話を明かした。
お笑いコンビ「TEAM−0(チームゼロ)」を経て、山崎邦正としてピン芸人で活動。人気バラエティー番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」では例年、卒業シーズンに卒業企画が立ち上がり、最後に「辞めへんで!」とひっくり返すのが大オチだった。
「ナイツ」塙宣之が「辞めへんで!やらないんですか?あれ大好きで」と打ち明けると、方正は「あれも14、15年やったんです。最後、笑っちゃいますよ。あの空気もそうやし、あとで(卒業を)辞めるの分かっているのに、粛々とやっていくという」としみじみ振り返った。
ファンの印象にも深く残っていたようで、「僕が落語やってても、“『笑ってはいけない―』とか復活しないんですか?”と言われるけど、“方正さん、あれ大好きなんですよ”と言われるのが、“辞やめへんで!”と、“モリマン対決”」と打ち明けた。
モリマン対決は、同番組で、お笑いコンビ「モリマン」との対決企画。体を張った対決も多く、「僕、ホントに嫌やったんですよ。ホントに嫌やって。怖いし、痛いし、何でやらなあかんねん。モリマンがとにかく怖い。しんどい、安い…ギャラも安いんですよ。せめてギャラ高くして。こんだけ頑張って、何で全部ダウンタウンやねん、みたいな。それはしょうがないけれども、ホント嫌で嫌で」と打ち明けた。
周囲にもその思いを包み隠さず話していたという方正。ある時、出川哲朗にも相談したという。答えは意外なものだった。
「その時に出川さんとそういう仕事をいっぱいやってて。言いました、出川さんに。“嫌なんですよ。ホントに辞めたいし、やりたくないし、これ何がおもろいんですか?”って。出川さんは、“山ちゃん、何言ってるんだよ。うらやましいよ”って」
先輩でもある出川の一言に気持ちを切り替えて…とはならず、方正は「頭おかしいなと思って。何がうらやましい?どうかしてますよ。うらやましい、うらやましいって言ってるから」と本心をぶっちゃけ、笑わせていた。
月亭方正 「嫌だった」大人気企画ぶっちゃけ ギャラにも不満「何で全部ダウンタウンやねんみたいな」
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