『あさイチ』恒例朝ドラ受け 第107回は嵩が詩集を出すことに
NHK『あさイチ』(月〜金曜午前8時15分)でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが26日、恒例の朝ドラ受け行った。この日は連続テレビ小説『あんぱん』の第107回が放送され、八木(妻夫木聡)のひらめきで嵩の詩とイラストが入った陶器のグッズがよく売れて、八木が嵩に詩集を出すことを勧める展開が描かれた。また、蘭子(河合優実)が八木に意味深な言葉を投げかける場面も。『あさイチ』では鈴木アナが八木と蘭子のシーンに「もうドキドキしちゃった」と語ることで朝ドラ受けをスタートした。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
第107回では、八木のひらめきで嵩の詩とイラストが入った陶器のグッズは追加注文がくるほど売れていた。それでももっと詩を書けと言う八木に、主人公・のぶ(今田美桜)が、嵩は漫画家なのでそんなに詩は書けないと反論してしまう流れが描かれた。そんなのぶに、嵩は言葉がどんどん浮かぶと言って詩を書き続ける。そして、嵩の詩の才能に確信を持った八木は、自分の会社で出版部を作り、嵩に詩集を出そうと声をかける。終盤は嵩が、詩集のタイトルは「愛する歌」と八木に伝えるシーンだった。
一方、戦後、戦争孤児のために尽力し、今も子どもたちを抱きしめてあげる八木の姿に蘭子が意味深な言葉を投げかけるシーンもあった。八木に対し「そういう八木さんを誰か抱きしめてくれる人は……」と聞いたのだ。八木が「いや……おれは」と答えると、蘭子は「すみません。変なことを聞いて」と慌ててその場を去っていった。その後、蘭子は額に手をあてて無言でうつむいていた。
『あさイチ』では鈴木アナが冒頭、「八木さんと蘭子さん……見ていてもうドキドキしちゃった」と笑顔で語った。すると大吉が「急にドラマのテイストが変わりましたよね。あそこだけ」と反応した。華丸は額に手をあて「はあ。言っちゃった」と蘭子の動きと心の声までマネして「いい顔するね〜!」と叫んでいた。すると大吉には「華丸さんがこうすると(額に手をあてうつむくと)、出てくる言葉は『19万8000円』なんです」と言われていた。華丸は「それはものまねですから」と説明していた。
『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。ENCOUNT編集部
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