<1分で解説>病院で記者ら死亡 イスラエル軍「ダブルタップ」とは

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イスラエル軍による空爆で記者ら14人が死亡したナセル病院=パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで2025年8月25日、ロイター 拡大
イスラエル軍による空爆で記者ら14人が死亡したナセル病院=パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスで2025年8月25日、ロイター

 パレスチナ自治区ガザ地区の病院でイスラエル軍による空爆があり、記者4人を含む少なくとも20人が亡くなりました。救助に集まった人たちがミサイル攻撃を受ける様子も一部のテレビで中継されました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「ガザ地区の病院空爆と記者の被害」を解説します。

Q ガザ地区の病院が空爆されたって聞いたよ。どんなことが起きたの?

A ガザ地区南部のハンユニスにあるナセル病院が25日にイスラエル軍の空爆を受け、記者4人を含む少なくとも20人が亡くなりました。

Q 記者も亡くなったの?

A ロイター通信やアルジャジーラなどで働いていた4人の記者が亡くなったと報道されています。

Q 救助に集まった人たちも被害を受けたんだね。

A 「ダブルタップ」と呼ばれる戦術を用いたとみられます。

Q ダブルタップとは?

A 同じ標的を時間差で2回攻撃する戦術のことです。最初の攻撃で人が集まった後、再び攻撃することで被害を大きくする目的があるとされています。

Q この戦術は他でも使われているの?

A シリア内戦での政府軍や、ロシアによるウクライナ侵攻などでも「ダブルタップ」が使われてきました。

Q イスラエル軍は記者を狙ったのかな。

A イスラエル軍は声明で「記者を標的にしていない」と述べています。

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