性風俗店に女性を紹介した疑い スカウト集団の幹部逮捕 警視庁

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警視庁=米田堅持撮影 拡大
警視庁=米田堅持撮影

 性風俗店に女性を紹介したとして、警視庁保安課は26日、スカウトグループ「アクセス」幹部で住所不定の内田侑希(ゆうき)容疑者(37)を職業安定法違反(有害業務の紹介)の疑いで逮捕したと発表した。アクセスに複数いる「ナンバー2」の1人で、メンバーの逮捕は14人目。

 逮捕容疑は2024年2~4月ごろ、大分県別府市のソープランドに20代の女性3人を紹介したとしている。容疑を認めているという。

 警視庁によると、内田容疑者は20年1月ごろ、別のスカウトグループからアクセスに合流したとみられる。最大115人ほどがいるチームのトップで、紹介料などとして月400万~500万円を得ていたという。24年11月にグループトップらが逮捕されて以降、ホテルを転々としていたが、今月25日に都内の警察署に出頭した。

 アクセスを巡っては、19年からの約5年間で約7万8000人の女性を全国の性風俗店約1800店に紹介し、約60億円の報酬を得たとみられる。警視庁は今年6月、組織を解体させたとみていることを明らかにした。【菅野蘭】

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