
バレーボール男子日本代表は9月12日からマニラで開催される世界選手権で表彰台を目指す。
セッターの大宅真樹選手(日本製鉄堺)が8月22日、東京都内で報道陣の取材に応じた。
エースの石川祐希選手(ペルージャ)らスパイカー陣とのコンビネーションをどのように高めているかについて語った。【小林悠太】
「ジャンネリ選手の映像を見て研究」
<今年の代表シーズン、「強い覚悟」を持って臨むと語っていましたが、ネーションズリーグからここまでをどのように捉えていますか>
ネーションズリーグは、自信がついた部分と自信を少し無くしてしまった感覚があります。
前半戦と後半戦で、自分のメンタル、考え方に変化がありました。
でも、自信がゼロになったことは全くなくて、通用していた部分もたくさんありました。
良いところだけに目を向けると、本当に良い経験ができたネーションズリーグでした。また、自分が悪い時にどのように復活していくかというところはかなり重要だと思っています。
「覚悟」を持って戦っているかは、自分にしか分からないところです。そこは世界選手権が終わった後、「これだけ、いろいろなことを犠牲にして戦えた」と言えるようなシーズンにしたいと思っています。
一日一日が非常に大事になってくるので、無駄な日を作りたくないです。
トス1本ずつを試合で上げるような感覚で、自分にプレッシャーを与えながらやっていかないと、試合で硬くなって、いつものプレーができないことが多くなってきます。そこを今、課題としてやっています。
<ネーションズリーグの前半と後半で精神的に変化があった要因は>
単純に…
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