豊臣秀吉像の首が折られる、寄贈者「またか」 被害は過去にも

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首が折られた豊臣秀吉像。通行人らも心配そうに見入っていた=名古屋市西区で2025年8月26日午前10時58分、斎川瞳撮影 拡大
首が折られた豊臣秀吉像。通行人らも心配そうに見入っていた=名古屋市西区で2025年8月26日午前10時58分、斎川瞳撮影

 名古屋市西区の円頓寺商店街で25日、入り口に設置されている豊臣秀吉像の首部分が折れているのが見つかった。何者かに壊された可能性が高いという。

 秀吉像は2013年、地元の不動産賃貸業、時田一弘さん(64)が「商店街の起爆剤に」と織田信長、徳川家康、水戸黄門の像とともに寄贈。いずれも強化プラスチック製で、交差点の四つ角に1体ずつ設置されている。

 時田さんによると、25日朝、商店街の組合から連絡があり判明した。現在、首部分はガムテープで覆われており、そばに落ちていた頭部は組合が保管しているという。

首を折られる前の豊臣秀吉像=名古屋市西区で2024年9月4日午後1時56分、川瀬慎一朗撮影 拡大
首を折られる前の豊臣秀吉像=名古屋市西区で2024年9月4日午後1時56分、川瀬慎一朗撮影

 過去にも信長像の左腕がもぎ取られたり、家康像が倒されたりする被害があった。時田さんは「またか……という思い。誰かが相当な力で蹴るなどしたとみられる。あんな姿で秀吉もあの世で悲しんでいるだろう」と話していた。【斎川瞳】

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