
立命館の代名詞とも言える「黄紺」のジャージーが、夏の菅平高原によく映えた。
全国高校7人制ラグビー大会に、北海道代表として初出場した立命館慶祥は全国の舞台で3勝を挙げた。
新たな北の名門へ――。成長途上のチームを率いる高島忍監督(32)は、ラグビーのリーグワンから早々に身を引き、自分を育ててくれた「立命館」への感謝を胸に、教員として第二の人生に打ち込んでいる。
明確な人生設計
試合が終わると、選手一人一人とねぎらいのタッチを交わした。「コミュニケーションを大切にしたい」。高島監督のそんな思いは、大会中も随所に表れていた。
…
Comments