さまざまな人の本音に対し、本音で斬り込む、赤裸々音声バラエティ『耳の穴かっぽじって聞け!』。
7月28日(月)に放送された同番組では、お笑い養成所生が選ぶ「買い取れるなら買い取りたい 漫才の発明ランキング」が発表された。
ナイツの「言い間違え漫才」やトム・ブラウンの「合体漫才」などがトップ10にランクインするなか、圧倒的な得票で見事1位に輝いたのはあの『M-1』優勝コンビで…。

今回のテーマは「買い取れるなら買い取りたい漫才の発明ランキング」。お笑い養成所に通う若手がすごいと思う漫才を発明した漫才師を、ランキング形式で発表した。
8位にはナイツが入り、「ナイツといえば“言い間違え漫才”と言われるほどパッケージ化がうまくいっている型であり、今からいい間違えでボケを考えてもナイツのパクリと言われてしまう」といった意見が寄せられる。

5位に選ばれたのはトム・ブラウン。「“合体漫才”は天丼の最終進化形」というNSC生のコメントに、とろサーモン・久保田かずのぶは「『エンタの神様』の異名みたい」と笑っていた。

そして1位は、ウエストランド・井口浩之も予想していたミルクボーイ。「“行ったり来たり漫才”は素人がどの題材で真似してもある程度は形になってしまう完璧なパッケージ」といった意見が寄せられ、大差での1位となったが、久保田は少し違う見方をしているよう。

「ずっとこれやってたからね。全然ウケなくて、やっとウケ出したということですから」とミルクボーイの下積み時代を知っている久保田が語ると、「僕らはいろんなことを変えて変えて、ちっちゃいナイフを次々研いできたけど、ミルクボーイはひとつのナイフを磨いて青龍刀みたいに長くなった」とその特異性を表現した。

井口も「ウケなかったら普通変えるじゃないですか。それでも貫いたのがすごいですよね」とミルクボーイを称賛。周りに評価されなくても諦めず、自分が面白いと思うネタを貫き続けたのが彼らのすごさだと語った。

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