女優の木村文乃が主演を務める連続ドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第4話が31日、放送される。
「愛の、がっこう。」とは?
連ドラ「白い巨塔」「昼顔」などを手がけた脚本家の井上由美子さんと演出家の西谷弘さんが再タッグを組む完全オリジナルのラブストーリー。すれ違うことすらないはずの2人が出会い、大きな壁を越えて引かれ合う姿を描く。堅い家庭で育ったまじめすぎる高校教師、小川愛実(木村)が文字の読み書きが苦手なホスト、カヲル(ラウール)に言葉や社会を教える「個人授業」を実施。次第に距離を縮める2人を、さまざまな批判や非難、憎しみ、嫉妬が襲う。
「愛の、がっこう。」第3話振り返り(ネタバレ)
愛実はカヲルに読み書きを教えるようになり、高校教師として教壇に立つなかでは味わえなかった「教える喜び」を実感。約束の土曜、カヲルは仕事について話し、愛実を店に誘った。まじめな愛実がきっぱり誘いを断ると、カヲルは「つまんねー女」と態度を一変。ショックを受けた愛実は、その場から逃げるように、カヲルの前から立ち去った。カヲルはその後、愛実が勤務する女学校に1通の封筒を郵送。中身は、愛実から課されていた「宿題」で、カヲルは、愛実をわざと怒らせたあとに優しく接することで、自分の客にしようと目論んでいた。
一方、愛実の家で、婚約する川原洋二(中島歩)の家族との顔合わせが行われた。その後、川原は愛実の手を取り、翌週の金曜、式場を見学したあとでホテルに泊まろうと持ち掛けたが、愛実は土曜は友人、町田百々子(田中みな実)と約束があると言い、川原の誘いを断った。
その日、愛実は百々子の家で談笑していた。そのマンション前で、川原が浮気相手の田所雪乃(野波麻帆)とともに部屋の様子を「偵察」。マンションから出てきた愛実を尾行した川原がたどり着いたのは、彼女が働く学校だった。愛実はカヲルのことを忘れようとしていたが、どこかで送られてきた封筒が気になっていた。一度破棄した封筒の中身を確認するため、ゴミ袋があふれた倉庫で汗だくになりながら探す愛実。やっと見つけ、封を開けると、中には「宿題」が入っていた。そして愛実はカヲルに会いにホストクラブ「THE JOKER」へ。店に入っていく婚約者を見た川原は大きな衝撃を受けた。
愛実は店でカヲルを「よく頑張りました」とねぎらった。カヲルから、指名して遊んでいってほしいと頼まれた愛実は覚悟を決めて5万円もするシャンパンを注文。その時、常連客の宇都宮明菜(吉瀬美智子)が来店し、カヲルが席を立った。明菜はカヲルに300万円分のシャンパンを入れ、ほかのホストの前で「おバカは誠意で勝負しなきゃ」と煽った。その期待に応えるべく、カヲルは懸命におどけてみせるが、その言動は明らかに空回り。耐えられなくなった愛実は、明菜をにらみ、「カヲルさんはバカじゃありません」と言い残して退店した。カヲルはそんな愛実を必死に追いかけ、その体をきつく抱きしめた。
「愛の、がっこう。」第4話あらすじ
カヲルから抱きしめられて驚く愛実に対し、カヲルはホテルに行ってもいいと誘う。腹を立てて立ち去ろうとする愛実に、カヲルは文字の勉強の再開を願い出る。
百々子の元に、川原から電話が。百々子の職場を訪ねてきた川原は、愛実がホストクラブへ入っていく姿を見かけたと言い、彼女にそういう趣味があるのかと尋ねる。百々子は生徒がホストクラブで問題を起こしたために行っただけだと話し、愛実を尾行したのかと問い詰める。川原はそれを否定せず、話にきたことを愛実に言わないでほしいと持ちかける。
副担任の佐倉栄太(味方良介)から、愛実が学習障害についてのレクチャーを受けていると、百々子から連絡が入る。百々子は川原が相談にきたことを伝え、カヲルとはもう会わない方がいいと助言するが、愛実は「保護者面はやめて」と拒絶する。
週末、川原と会った愛実は尾行について問い詰め、しばらく時間がほしいと言って席を立つ。その後、屋上の“教室”でカヲルを待つ愛実だが、彼は現れない。心配になった愛実はある行動にでるが…。
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