石破茂首相(自民党総裁)は1日、臨時国会召集に合わせて国会内で開かれた自民の両院議員総会で「私どもとして一致団結、日本のために、世界のためにともに働いてまいりたいと思う」とあいさつした。自民内では参院選大敗を受け、首相の早期退陣を求める声が強まっており、党内に結束をよびかけた形だ。
首相は参院選の結果を踏まえ「国家のために自民党として何を果たすべきかの議論を真剣にし、改めるべきは改め、国家のために尽くしたい」と述べた。
また、森山裕幹事長は参院選での敗北を陳謝した上で「経済、安全保障の面でも大事な課題を抱えている。そのことをお互いに理解し合いながら、国の将来に間違いなき政治を進めていくことが大事だ」と述べた。【東久保逸夫、大野航太郎】
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