【べらぼう】福原遥演じる誰袖 蔦重が作った黄表紙で〝呪詛モード〟から変化…視聴者も安堵の声

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 俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の第29回「江戸生蔦屋仇討」が3日、オンエアされた。福原遥演じる誰袖が笑顔を取り戻したことに、視聴者はSNSで盛り上がりを見せた。

 蔦重(横浜)は北尾政演(古川雄大)が持ち込んだ〝手拭いの男〟の絵を使った黄表紙を作りたいと、戯作者や絵師たちに提案する。そこに鶴屋(風間俊介)が現れ、大当たりを出すなら、山東京伝先生(政演)を貸すと申し出て、政演は草稿を考え始める。蔦重が「蔦重流の仇討ち」として作り上げたのが「江戸生艶気樺焼」だ。

 この「江戸生艶気樺焼」は、百万長者仇気屋のひとり息子・艶二郎が主人公で、醜男ながらうぬぼれが強く、色男の評判をとりたくて、金にまかせてさまざまな計画を立てる。吉原の遊女とウソ心中を試みるなど、数々の売名行為の愚行を重ねるが、ことごとく失敗に終わる顛末を描く。

 蔦重はこの「江戸生艶気樺焼」を持って誰袖のところへ。誰袖は最愛の田沼意知(宮沢氷魚)を失ったことで、何かに取り憑かれたかのように呪詛をしていた。笑顔を失っていた誰袖に、蔦重が「江戸生艶気樺焼」を読み聞かせると、最後には誰袖の顔に笑みが戻った。蔦重は「俺ができる敵討ちは、佐野(政言)が奪ったお前の笑顔を取り戻すことなんだよ」と黄表紙出版の真意を明かす。

 さらに蔦重が「こんなもので気が済むとは思わねえけど、呪うのは止めにしねえか」というと誰袖は「死ねないのでありんすよ。何度も後を追おうとしんしたが、いざとなると恐ろしく。けんど、雲助様(意知)のことを思うと、なんとしても逝かねばと。ゆえに人を呪って、呪い返されれば、一挙両得」と呪詛していた理由を明かした。

 最後に笑みを取り戻した誰袖にSNS「誰袖ちゃんが笑ったよ」「笑顔を取り戻す…大した企みだ」「誰袖ちゃん笑ってくれてよかった」と声が上がっていた。

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