第12期会津中央病院・女流立葵杯三番勝負 挑戦者・ 藤沢里菜女流本因坊-上野愛咲美女流立葵杯 第2局の5

Date: Category:カルチャー Views:4 Comment:0

藤沢の静かな勝負手

 午前中は珍しく髪をおろしていた上野だが、午後からはいつものようにポニーテールに変わっていた。

 本譜は両者、時間を使って慎重に打ち進めている。序盤で時間を使わずにいたのは、中盤で投入するためだった。白48のブツカリに15分、黒49のコスミツケに18分、黒59のトビに10分、白60のハネに16分。黒63から藤沢は秒読みに入った。

 「愛咲美さん、優勢を意識したのか、白60は珍しく堅い手でした。参考図、白1のアテから7までで種石を取り、白9に回れば、はっきりと優勢。白42のコウトリを活用できました」と、林八段。

Comments

I want to comment

◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.