
海沿いのとある街の児童相談所が舞台の連続ドラマ「明日はもっと、いい日になる」。フジテレビ系で月曜午後9時放送の“月9”ドラマで、林遣都さんはベテラン児童福祉司の蔵田総介を演じている。
主人公は県警から児相に出向してきた夏井翼(福原遥さん)。正義感が強く、目の前で苦しんでいる子どもや母親にとことん寄り添おうとする翼に対し、指導係を命じられた総介は「相談者に深入りするな」と厳しく注意する。
役作りで児童相談所を見学
作中では、家庭のさまざまな悩みを抱える親や子どもに対して、児相の向き合い方が丁寧に描かれる。7月の放送開始後、考え方の違いに何かとぶつかる2人だったが、総介は徐々に翼を認め、翼も総介を頼りにしていくなどバディーの関係性が変化してきた。
7月28日放送の第4話では、普段は口数が少なく冷静な総介が、児相で過去に保護した女子高生のために感情的になる一面を見せた。
そんな厳しさと、優しさを併せ持つ役どころについて、林さんは「『人を救いたい』という目標を掲げて警察官になった翼が発する言葉や行動は、普通の人からすると素晴らしいこと。ただ、児相としては、…
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