杉良太郎「Choo Choo TRAIN」ダンスで健康寿命増進に乗り遅れない

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厚労省特別健康対策監の歌手で俳優、杉良太郎(80)が4日、東京・浅草で行われたイベント「知って、健康デー2025 in 浅草」に参加した。「ダンスによる健康づくり」をテーマに、ダンスに親しむ高校生や80代がパフォーマンス。EXILE MAKIDAI(49)も参加し、80〜90代の高齢者とともにヒット曲「Choo Choo TRAIN」のリズムに合わせたダンスに挑戦した。

浅草に10代の神奈川・白鵬女子高ダンス部や70〜80代が所属する埼玉のチーム、GOLD DRAGONなどが集結。猛暑でも笑顔のパフォーマンスで心地よい汗を流した。

MAKIDAIは伝統文化の継承活動などを行う浅草おかみさん会協同組合の冨永照子会長(88)やシニアチアダンスチーム代表の滝野文恵さん(93)と1991年のヒット曲「Choo Choo TRAIN」でコラボ。

上体を円を描くように動かすおなじみのロールダンスや膝の屈伸でリズムをとるクラップ(手拍子)などを伝授し、曲に乗せて実演すると、客席の参加者もノリノリに。MAKIDAIは「バッチリです!」と会場の一体感に感激した。

杉は2012年に発足した肝炎の早期検査などを呼び掛ける厚労省「知って、肝炎プロジェクト」の活動をけん引。MAKIDAIは同プロジェクトに参加する縁で出演した。15年末にEXILEのパフォーマーを勇退したが、「杉さんからは年齢を重ねても味のある自分なりのダンスを続けてほしいといわれて、今もダンスはライフワークです」と感謝した。

杉は健康増進と生きがい創出を目的に65歳以上のヒップホップダンスチームの普及に尽力。60歳以上のダンス大会「FIDA GOLD CUP」を開催してきた。

参加者にも〝味のあるダンス〟を求めた杉は、「皆さん、振りを忘れてもよいかと思いましたが…そんなことはなかった」とユーモアを交えてたたえた。自身は14日に81歳になるが、「これからは100歳でもバンバン踊る時代がくる。それが見ている方に勇気を与える」と健康寿命の延伸を期待した。

82歳の女性ダンサーは「3年前からダンスを始めましたが、チームのみんなが誘ってくれるのがうれしい」と感謝。冨永さんは浅草でそば店を経営しながら店舗で客対応などをしており「年を重ねても働くこと自体が私の健康の秘訣」と明かしていた。(山内倫貴)

★週1でジムに通う

杉自身は週1度のジム通いで健康を維持。壇上で握力測定を行い、45・7キロを記録。日本人男性の40代前半の平均数値だった。ほかには厚労省「健康一番プロジェクト」の2025年度サポーターに就任したRIP SLYMEのSU(51)と07年ミス・ユニバースの森理世(38)らも出席。SUは介護施設などでDJをしており「介護士の方も含めて元気にしたい」と抱負。4歳からダンスに親しむ森は「私自身の健康も見つめ直したい」と話していた。

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