安住紳一郎アナに都知事待望論 ラジオで披露した〝猛暑対策の都市改造計画〟に拍手喝采

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 TBSの安住紳一郎アナウンサー(52)に都知事待望論が巻き起こっている。自身がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜午前10時)の3日放送で、「私が都知事だったら…」と猛暑対策の都市改造計画を披露。すると「ぜひ立候補してほしい」「安住さんなら当確」と出馬を期待する声が相次いでいるのだ。

 安住アナは番組冒頭で猛暑の話題に触れ、「この15年くらいで35度超えは普通に聞く話になった。この調子でいくと、どうなってしまうんだっていう気にもなる。10年くらい前はこの暑さをどうにかしなくてはという機運が高かったが、今はもうみんなあきらめの境地」と切り出した。そしてスイッチが入ったのは各地の最高気温を紹介した時だ。

「東京は木曜日に台風の影響で風がすごく入って、夜過ごしやすかった。気温が大幅に下がったわけではないが、生き返る心地がした。無意味に外、歩いちゃったりして、やっぱり夜少し風が入ってくるといい。やっぱり許しがたいのは湾岸に建てた高層マンションだよ」と湾岸エリアに林立するタワーマンションや高層ビル群に矛先を向けたのだ。

「私が都知事になったら、あれ全部解体しますよ。ほんとおかしいでしょ。住んでいる人には悪いけれど、あのへんのビル全部取り壊しちゃう。風の通り道を作りましょう。お願いしますね。あと公園と雨が染み込む土。私が都知事か大金持ちだったら港区に田んぼを作るんだけど。ちょっとね、むちゃなこと言っていると思いますけど、私が都知事だったらね…」とタワマンをぶっ壊すヒートアイランド対策を提示した。

 折しも小池百合子都知事は、神宮外苑の再開発を推し進めている。だが、樹木伐採には反対の声が上がったこともあって、ネット上では「小池百合子都政と完全に逆の意見を持っていて痛快ですね。今からでも遅くはないので安住さんに都知事を目指して頂きたいなあ」「安住さんはアナウンサーで唯一好き。マジで都知事選に立候補してほしい」と拍手喝采となった。

 ただ、タワマン取り壊しが現実的には不可能であるように安住アナの政界転身プランも高いハードルだ。「好きなアナウンサー」ランキングで5年連続1位で殿堂入りし、「理想の上司」ランキングでトップ入りの常連のように好感度が高く、「THE TIME,」「情報7days ニュースキャスター」「日曜天国」と3本のレギュラーのほかに特番のMCを務め、多忙を極める。長年、フリー転身もささやかれていたが、2年前にはTBSで役員待遇に昇進し、将来の社長候補とも目される。〝TBS愛〟が深いだけに環境を変えるのは一筋縄ではいかない状況にある。

 番組放送日はくしくも52歳の誕生日のタイミングでもあった。ほかにも「私が都知事だったら…一人ひとりに夏の思い出計画とかもやってあげたんだけど」と教育政策に触れ、「私が都知事だったら…」を3回も繰り返したが、同時に「遅かったね」ともこぼした。

 それでも安住アナの熱い思いに触れた有志や団体から今後、白羽の矢が立つ可能性もある。都知事選は小池氏の任期満了なら3年後で、「再生の道」の石丸伸二氏も出馬に意欲を見せる中で、安住アナの去就が注目されそうだ。

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